7/31付で発表した「日本特殊陶業（特殊陶）の決算が好調。一時203円高の3205円を付け、連日で年初来高値を更新した。7月31日引け後、自己株取購入、自己株の消却を発表。

株価は終値で3,198.0 +196.0（+6.53 %）と大幅な上昇となりました。

減配していますので、このまま業績が伸展し、復配もしくはさらなる増配されることを期待し、長期保有継続です。

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日本特殊陶業（特殊陶）が続伸。一時203円高の3205円を付け、連日で年初来高値を更新した。7月31日引け後、自己株取得枠の設定および取得した自己株の消却を発表、材料視された。

　自己株取得枠は、上限950万株（自己株を除く発行済み株式数の4.7％）・200億円。取得期間は８月１日から24年7月31日まで。今回取得する自己株は、全株を24年8月23日付で消却する計画。

　同時に発表した24年3月期第１四半期（23年4-6月）の連結決算は、売上収益が1,479億5000万円（前年同期比7.9％増）、営業利益が284億4500万円（同3.0％増）だった。
セラミック事業は、半導体製造装置用部品のメモリー向け需要減少、生産調整等の影響を受け、前年度と比べ落ち込んだ。一方、自動車関連が、補修用製品の販売が落ち着きをみせ、半導体供給不足の解消やコロナ禍からのリバウンド需要による自動車生産の回復により、新車組付け用製品の販売は底堅く推移した。

株価：8/1
3,198.0  +196.0（+6.53 %）
高値：3,207（2023/8/1）

日特殊陶：23年6月第1四半期利益240.79億円(1.6%増)、24年3月期予想675億円(1.8%増)
［東京 31日 ロイター］

2024年3月期第1四半期決算 (2023年4月1日-2023年6月30日) 

売上高 （百万円） 
24年3月期第1四半期：147,950 (+7.9 %)
23年3月期第1四半期：137,105 (+15.7 %)
24年3月期予想         ：600,000 (+6.7 %)

営業利益（百万円） 
24年3月期第1四半期：28,445 (+3.0 %)
23年3月期第1四半期：27,625 (+59.7 %)
24年3月期予想         ：96,500  (+8.2 %)

税引き前利益（百万円） 
24年3月期第1四半期：36,127 (+4.8 %)
23年3月期第1四半期：34,485 (+99.2 %) 
24年3月期予想         ：97,000 (+3.9 %)

当期利益（百万円） 
24年3月期第1四半期：24,079 (+1.6 %)
23年3月期第1四半期：23,706  (+88.4 %)
24年3月期予想         ：67,500  (+1.8 %)

基本的なＥＰＳ（円） 
24年3月期第1四半期：118.44 
23年3月期第1四半期：116.61 
24年3月期予想         ：332.04

１株年間配当（円） 166.00 133.00
１株Q2配当 （円）   83.00    66.00
１株Q4配当 （円）   83.00    67.00

日特殊陶、発行済み株式の4.7％・200億円上限に自社株買い決議
［東京　31日　ロイター］ 
- 日本特殊陶業は31日、950万株（発行済み株式の4.7％）・総額200億円を上限とする自社株買いを決議したと発表した。取得期間は8月1日から2024年7月31日。
取得した株式は24年8月23日に消却予定。

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