じいじのマネマネ投資

定年再雇用じいじの遅咲き高配当株投資のまったりブログです。遅咲き投資なので様々な情報のマネ真似

悲報!JT減配で悩み中


既に様々な方がブログに掲載していますように、高配当の代名詞「JT」が2/9とうとう上場以来初の減配を発表しました!!


高配当株投資では、特にコロナ禍の影響でキヤノン、ヤマハ発動機、三菱ケミカル等の大型株も大きな減配、無配となっており、とうとう大御所のJTまでも減配発表となりました。



JTの減配発表を受けて

管理人は配当戦略の大きな主軸としておりますので、大変ショックでした。


業績が不振にも関わらず配当性向が高く、無理をして高配当を支払い続けていましたが、遂に2020年12月決算で減配と事業運営体制の見直しを発表しました。


2020年:年間配当 15,400円 
2021年:年間配当 13,000円 15.6%減


さらに「配当性向:75%程度」とすることも初めて明確にしました。


2021年通期の予想EPSは135.30円と発表されておりますが、この予想値では配当性向が96.1%となります。
配当性向が75%とすると同じEPSの場合の配当金は10,100円程度と予想されます。


運営体制の見直しにより業績が好転しEPSが上がれば130円維持もありえるかもしれまんが現状では厳しい状況と誰もが予想していると思われます。


このように更なる減配が予想される中、管理人は今後の方針で悩み中です。


管理人は高配当投資を軸にインデックス投資を合わせて行っていますが、2021年の投資方針でも配当金を月40000円確保したいと宣言しております。


管理人の保有や配当金受取状況は以下の通りですので、自身の現状を踏まえながらJTの今後の投資方針を悩んでいます。


管理人の保有と配当金実績

2018/3 保有開始:100株
2019/9 追加  :100株  合計:200株
リスク資産内のJTの占率:約1%強


配当金受取状況(税引き後)

累計:42,634円 
昨年から200株の配当金を受取開始したばかりで今回の減配は痛い!


保有株内の配当金額占率(税引き後)

15,400円 → 税引き後 200株:24,544円 
       国内株:約12% 全配当:約6%


13,000円 → 税引き後 200株:20,718円 
       国内株:約10% 全配当:約5%




今後の方針

2021年の配当金受取目標を達成したいと考えておりますので、まだ高配当と言える13,000円の配当金は受取りたいと思います。


業績不振、株価の下落による評価損益の減少もありますが、運営体制の見直し等による利益の挽回等も見極めたいと思います。


保有200株のリスク資産内の占率も大きくないので、当面は高配当金の受取を優先し、保有継続する方針に傾いていますが、配当金が10,100円を下回ることが決定した際には売却することになると考えております。


株価

2/9終値:2150円


2/10終値 ↓ 1,990.5  -160.5 (-7.46 %)



2020/12決算状況


[東京 9日 ロイター]
2020年12月期(2020年1月1日-2020年12月31日) 注) カッコ内は前年比、△は赤字


売上高 (百万円)
20年12月期実績: 2,092,561 (-3.8 %)
19年12月期実績 :2,175,626 (-1.8 %)
21年12月期予想:2,080,000 (-0.6 %)


営業利益(百万円)
20年12月期実績: 469,054 (-6.6 %)
19年12月期実績 :502,355   (-11.1 %)
21年12月期予想:363,000 (-22.6 %)


税引き前利益(百万円) 
20年12月期実績: 420,063 (-9.7 %)
19年12月期実績 :465,232 (-12.5 %)



当期利益(百万円) 
20年12月期実績:  310,253 (-10.9 %)
19年12月期実績 :348,190 (-9.7 %)
21年12月期予想: 240,000  (-22.6 %)


基本的なEPS(円) 
20年12月期実績: 174.88
19年12月期実績 :195.97
21年12月期予想:135.30


希薄後EPS(円) 
20年12月期実績:174.80
19年12月期実績 :195.87
21年12月期予想:135.30


1株年間配当(円)
20年12月期実績:154.00 配当性向:88.1%
19年12月期実績 :154.00 配当性向:78.6%
21年12月期予想:130.00 配当性向:96.1%
 



運営体制の見直し


[東京 9日 ロイター] - 
JT <2914.T>は9日、たばこ事業の運営体制を見直し、1000人規模の希望退職者募集などを実施すると発表した。


日本市場を含むたばこ事業の本社機能を、海外たばこ事業を統括するスイスのジュネーブに統合する。
九州工場(福岡県筑紫野市)を2022年3月末に廃止するとともに、香川県と宮崎県にある原料調達機能を同年4月に熊本県へ集約する。
 子会社である日本フィルター工業の田川工場(福岡県田川市)も2022年3月末に廃止する。



株価への影響

[東京 10日 ロイター] - 
JT<2914.T>は8%超安での推移となっている。一時10%超安となった。
9日に2021年12月期の連結純利益予想が前年比23%減の2400億円、年間配当予想を前期比24円減の130円と発表したことが嫌気されている。減配は上場以来初となる。


2/10 《YN》【株式会社フィスコ】
急落。前日に20年12月期の決算を発表、営業利益は4691億円で前期比6.6%減益、従来予想の4640億円をやや上回る水準での着地になった。
一方、21年12月期は3630億円で同22.6%減益の見通し。不動産売却益の減少、競争力強化に向けた施策関連費用計上などで減益幅は拡大へ。つれて、年間配当金は154円から130円に引き下げの計画、上場来初の減配見通しとなる。高配当利回り銘柄の代表格としてネガティブな反応が優勢に。



2/9終値:2150円


2/10終値 ↓   1,990.5  -160.5 (-7.46 %)