日本特殊陶業3Q決算好調
自動車用プラグ、排気系センサー世界一の「日本特殊陶業」が1/31に2024年3月期 第3四半期決算を発表しました。
下記の決算サマリーの通り、3Qの当期利益:68,324 (+15.1 %)、通期予想:81,000 (+22.2 %)と大変好調な決算でした。(通期の当初予想に対する上方修正はありませんでした)
株価は2024年に入ってから新NISAの高配当投資銘柄として特に好調な基調で、1/17は年高値を更新しました。一段高い4000円を超える株価となりましたが、明日からは今回の決算を受けてさらに株価上昇が期待されます。
高配当銘柄として配当金が気になりますが、残念ながら今回は増配の発表はありませんでした。本決算では好調な業績を踏まえて170円から180円が期待できるかと皮算用しております。
今後、押目の好機が生じたら新NISAの成長枠での買い増しを予定しております。
決算サマリー
24年3月期9カ月
売上高 :455,869 (+8.7 %)
営業利益:87,900 (+9.1 %)
当期利益:68,324 (+15.1 %)
24年3月期予想
売上高 :607,000 (+7.9 %)
営業利益:110,000 (+23.3 %)
当期利益:81,000 (+22.2 %)
株価:1/31
4,000 +46 (+1.16 %)
年初来高値 4,044(24/01/17)
企業情報
【特色 】
自動車用プラグ、排気系センサー世界一。電子部品や医療機器、燃料電池なども。
【解説記事】
【上振れ】半導体関連低迷続くが自動車生産回復でプラグ・センサー復調。
値上げや高付加価値化進展、円安も追い風に営業益一段上振れ。最高純益。
配当性向40%。25年3月期は自動車向け続伸。半導体関連上向く。
【投 資】
CVC通じ医療テックの米新興企業に出資。買収や出資による新事業育成に注力。
デンソーのプラグ・センサー事業買収は各国独禁当局の承認作業を粛々。
【配当】
配当金:160 配当性向:40%
決算概要
23年12月期9カ月利益:683.24億円(15.1%増)
24年3月期利益予想 :810 億円(22.2%増)
[東京 31日 ロイター]
2024年3月期9カ月決算 (2023年4月1日-2023年12月31日)
売上高 (百万円)
24年3月期9カ月:455,869 (+8.7 %)
23年3月期9カ月:419,211 (+17.0 %)
24年3月期予想 :607,000 (+7.9 %)
営業利益(百万円)
24年3月期9カ月: 87,900 (+9.1 %)
23年3月期9カ月: 80,597 (+47.2 %)
24年3月期予想 :110,000 (+23.3 %)
税引き前利益(百万円)
24年3月期9カ月:95,462 (+14.1 %)
23年3月期9カ月:83,665 (+44.9 %)
24年3月期予想 :116,000(+24.2 %)
当期利益(百万円)
24年3月期9カ月:68,324 (+15.1 %)
23年3月期9カ月:59,374 (+41.2 %)
24年3月期予想 :81,000 (+22.2 %)
基本的なEPS(円)
24年3月期9カ月:337.86
23年3月期9カ月:292.06
24年3月期予想 :400.65
1株年間配当(円) 166.00 160.00
1株Q2配当 (円) 83.00 80.00
1株Q4配当 (円) 83.00 80.00
<最後までお読みいただきありがとうございました。>
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