じいじのマネマネ投資

定年再雇用じいじの遅咲き高配当株投資のまったりブログです。遅咲き投資なので様々な情報のマネ真似

個人向け国債「変動10年」とは?



日銀の金利政策の変更で、「日本10年国債利回りが0.745%に上がっております」ので、本日ご紹介する「個人向け国債の変更10年」の利率も上がっております。


とは言え、税引前で0.43%程度ですので、そう高くはありませんが、現在の定期預金利息に比べると少し高い利息が受け取れそうです。


また、半年で見直しする変更型ですので、今後、金融緩和が解除された際にはより高い利率に変動する可能性もあります。(逆に下がっても、最低保証:0.05%)


もちろん、株式や投信、外国債券の方がリターンが大きいのは当然ですが、一定額を予備資金や緊急資金用としてリスクの低い銀行預金で確保しておりますので、銀行預金よりは安全で少しだけリターンが増える可能性のある「個人向け国債の変動10年」に注目しました。


投資資金以外の予備資金の一部を定期的に「個人向け国債の変動10年」に振り分けを開始してみました。今後の利率の変動や受取利息を見ながら振り分ける金額や頻度を検討したいと考えております。



個人向け国債 変動10年過去状況

     償還日       税引前利率  税引後利率  利払日


159回   2033/7/15   0.43%    0.34%    1/15・7/15


160回 2023/8/15  0.28%         0.22%    2/15・8/15


161回   2033/9/15   0.39%      0.31%       3/15・9/15


162回   2023/1015  0.43%      0.34%          4/15.10/15


参考)
銀行定期(1年もの)預金利息ランキング(2023/9)
1.オリックス銀行    0.35%
2.SBI新生銀行      0.30%
3.香川銀行       0.25%
3.愛媛銀行       0.25%
5.しずおか焼津信用金庫 0.23%


※メガバンク等      0.002%
(三菱UFJ・三井住友・みずほ・りそな)



個人向け国債の解説


魅力その1 安全性
基準金利が低くなると、適用利率(固定債は利率)がゼロパーセントやマイナスになるなど、著しく低くなるケースが出て きます。そこで、個人の方に、安心してご購入していただくために、最低でも0.05%(年率)の金利は保証することとして います。また、利子は半年ごと(年2回)に受け取れます。


魅力その2 3つのタイプから選べる 
個人向け国債には、
・半年毎に適用する利率が変わる「変動金利」を採用した、10年満期の「変動10年」

・発行時に設定された利率が満期まで変わらない「固定金利」を採用した、5年満期の「固定5年」
・発行時に設定された利率が満期まで変わらない「固定金利」を採用した、3年満期の「固定3年」の3つの種類がございます。


魅力その3 いざという時も安心
個人向け国債は、中途換金が可能です! ※発行後1年以上の経過が必要となります。


全ての個人向け国債(「変動10年」、「固定5年」及び「固定3年」)は第2期利子支払日(発行から1年経過)以降、原則として いつでも、一部又は全部を中途換金することができます。また、原則中途換金ができない期間中であっても、中途換金の特例として例外的に中途換金が可能な場合もあります。


中途換金の場合の換金金額は、
額面金額+経過利子相当額-中途換金調整額





POINT

・額面1万円から購入可能


・日本国が発行する債券なのでローリスク


・買付手数料不要


・毎月発行なのでコツコツと積立感覚で購入可能




<最後までお読みいただきありがとうございました>