朗報!三菱商事決算 上方修正・増配・自社株購入
2/3に三菱商事が発表した四半期決算は、利益の上方修正・増配、自社株購入と申し分ない決算でした。
前回までは、保守的と非難されてきましたが、通期利益予想を1兆1500億円(前年比22.7%増)へ上方修正し、配当金も180円に増配してくれました。
自社株購入・消却とあわせて、来週の株価上昇が期待できそうですね。
決算簡易サマリー
23年3月期9カ月:955,759 (+48.2 %) 過去最高!
2023年3月期の連結純利益見通し:1兆1500億円(前年比22.7%増)へ上方修正
配当金:期末配当を103円に引き上げ、年間配当額を180円に増配
自社株買い:1000億円を上限とする追加の自社株買い・消却も実施
<三菱商、通期純利益上方修正で追加自社株買い 大手商社が還元拡充>
三菱商事は3日、2023年3月期の連結純利益見通しを従来の1兆0300億円から、前年比22.7%増の1兆1500億円へ上方修正すると発表した。
好業績に伴い、1000億円を上限とする追加の自社株買いも実施する。
オーストラリアの原料炭や液化天然ガス(LNG)の価格が想定より高値で推移したほか、LNG関連事業では、出資先からの受取配当金も増加した。修正予想はIBESがまとめたアナリスト7人による予想平均値の1兆1530億円と同水準。
22年4-12月期純利益は同期間として過去最高の9557億円(前年同期比48.2%増)だった。
同時に、期末配当を103円に引き上げ、年間配当額を180円に増配する。
1000億円を上限に追加で自己株式を取得し、公表済みの自社株買い700億円と合わせた今期の総還元額は4320億円となる。
<三菱商、発行済み株式の2.3%・1000億円上限に自社株買いを決議>
三菱商事は3日、取得総数3300万株(発行済み株式の2.3%)、総額1000億円を上限とする自社株買いを決議したと発表した。取得期間は2月16日から4月30日を予定している。
取得した全株式は5月31日に消却予定。
三菱商事:22年12月期9カ月連結利益:9557.59億円(48.2%増)、
23年3月期予想1.15兆円(22.7%増)
2023年3月期9カ月決算 (2022年4月1日-2022年12月31日)
営業収益(百万円)
23年3月期9カ月:16,284,544 (+31.6 %)
22年3月期9カ月:12,371,138 (+35.8 %)
営業利益(百万円)
税引き前利益(百万円)
23年3月期9カ月:1,344,273 (+48.3 %)
22年3月期9カ月:906,560 (+209.1 %)
当期利益(百万円)
23年3月期9カ月:955,759 (+48.2 %)
22年3月期9カ月:644,768 (+281.2 %)
23年3月期予想:1,150,000(+22.7 %)
基本的なEPS(円)
23年3月期9カ月:652.97
22年3月期9カ月:436.77
23年3月期予想 :788.96
希薄後EPS(円)
23年3月期9カ月:650.18
22年3月期9カ月:435.28
1株年間配当(円) 150.00 180.00
1株Q2配当 (円) 71.00 77.00
1株Q4配当 (円) 79.00 103.00
<最後までお読みいただきありがとうございました>
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