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大手商社3Q決算Ⅲ 三菱商事



大手商社の3Q決算はしんがりの「三菱商事」が2/6の15:00に発表しました。


大手商社は昨年が爆益でしたので、今年は前年比では厳しい状況となっております。


上方修正、増配の発表はありませんでしたが、5000億円の自社株買いを発表してくれたので他社との比較では好感されるかなと思います。


但し、通期利益予想で上方修正した三井物産に9500億円で並ばれたのは少し残念でした。


また、期末では累進配当として増配の発表を期待しております。


大手の3Q決算が出揃いましたので次回はまとめを報告したいと思います。



番外編ですが、三菱商事の持ち株子会社の「ローソン」をKDDIがTOBするとのニュースはサプライズでした。三菱商事からの提案だったとのことで、KDDIと協同してローソンの企業価値を上げていくことを目指すとのことで期待したいと思います。



サマリー

純利益
23年12月期9カ月利益:6966.14億円(27.1%減)
24年3月期予想 :9500億円(19.5%減) 上方修正なし


配当金:70円(分割前:210円)増配なし 
利回り:2.76% 管理人取得利回り:6.4% 


自社株購入:5000億円を上限とする自社株買い・消却




株価:2/6
2,535.0  +19.5(+0.78 %)



三菱商事

2024年3月期9カ月決算 (2023年4月1日-2023年12月31日)
[東京 6日 ロイター]


23年12月期9カ月利益:6966.14億円(27.1%減)
24年3月期予想           :9500億円(19.5%減)


営業収益(百万円) 
24年3月期9カ月:14,705,582 (-9.7 %)
23年3月期9カ月:16,284,544(+31.6 %)


営業利益(百万円)
税引き前利益(百万円) 
24年3月期9カ月:1,005,217 (-25.2 %)
23年3月期9カ月:1,344,273(+48.3 %)


当期利益(百万円) 
24年3月期9カ月:696,614 (-27.1 %)
23年3月期9カ月:955,759 (+48.2 %)
24年3月期予想  :950,000(-19.5 %)


基本的なEPS(円) 
24年3月期9カ月:165.43 
23年3月期9カ月:217.66 
24年3月期予想  :227.00


希薄後EPS(円) 
24年3月期9カ月:164.70 
23年3月期9カ月:216.73


1株年間配当(円)210.00 70.00
1株Q2配当 (円) 105.00  35.00
1株Q4配当 (円) 105.00  35.00



三菱商事、発行済み株式の10%・5000億円を上限に自社株買い
[東京 6日 ロイター]


 - 三菱商事は6日、発行済み株式の10%にあたる4億1700万株・5000億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。期間は2月7日から9月30日まで。
取得した株式はすべて消却する。消却予定日は10月31日。




KDDI、ローソンにTOB実施へ 三菱商事と折半出資に
[東京 6日 ロイター] 


- KDDIは6日、ローソンに対しTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。
TOB成立後に一連の手続きを経て、最終的に議決権所有比率はKDDIが50%、ローソンの親会社である三菱商事が50%となる予定。KDDIによる取得総額は約4971億円。
TOB価格は1株1万0360円(6日終値は8913円)で、4月ごろをめどに公開買い付けを開始することを目指している。ローソン株は上場廃止となる。ローソンはTOBが開始された場合、現時点では賛同意見を表明するとしている。


KDDIは2019年にローソンと資本業務提携し、現在2.11%の株式を保有する。高橋誠社長は共同記者会見で、昨年5月に三菱商事から今回のスキームの提案があったことを明らかにした。「時代の変革期なので思い切った投資はいいこと」と判断したという。コンビニは社会インフラとして非常に重要な役割があり、「われわれの持つ通信・DXの力をフル活用して、未来のコンビニを実現してもらいたい」と述べた。


三菱商事は2000年にローソンに出資し、17年には子会社化した。出資比率は50.06%。中西勝也社長は今後を見据えて「三菱商事だけではローソンの企業価値を上げていくのは限界がある」との認識を示し、KDDIの顧客基盤や技術を掛け合わせて新たな価値の提供にチャレンジすると語った。



<最後までお読みいただきありがとうございました>