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三菱HCキャピタル決算状況



大手リース会社の「三菱HCキャピタル」が、8/10に第1四半期の決算を発表しました。


実績は以下の通り、売上、営業利益は順調でしたが、当期利益は昨年実績に「政策保有株式に係る大口売却益」が含まれていた特殊事情から、今期は▽3.4%となっております。


通期の23年3月期予想 :110,000(+10.7 %)で、当第1四半期連結累計期間の進捗率は29.1%と概ね計画どおりに推移しているとのことですので、予想通りに達成してくれるのかと期待しております。


ご存知の通り、当該銘柄は23年連続増配継続中ですので、恩恵を受けるために長期保有継続していきます。




サマリー(百万円)
売上高   :460,347 (+12.9 %)
営業利益: 40,471 (+95.2 %)
経常利益: 41,931(+103.3 %)
当期利益: 32,046    (-3.4 %) 

(前年同期に計上した政策保有株式に係る大口売却益の剥落で前年同期比でマイナス)




株価:8/10
643  +1(+0.16 %)



三菱HCキャピタル:22年6月第1四半期連結


[東京 10日 ロイター]
2023年3月期第1四半期決算 (2022年4月1日-2022年6月30日) 


売上高 (百万円)
23年3月期第1四半期:460,347 (+12.9 %)

22年3月期第1四半期:407,735 (+73.6 %)


営業利益(百万円)
23年3月期第1四半期:40,471 (+95.2 %)

22年3月期第1四半期:20,733  (-3.8 %)


経常利益(百万円)
23年3月期第1四半期:41,931(+103.3 %)

22年3月期第1四半期:20,622 (-7.1 %)


当期利益(百万円)
23年3月期第1四半期: 32,046 (-3.4 %)

22年3月期第1四半期: 33,169 (+132.8 %)
23年3月期予想         :110,000(+10.7 %)


1株利益 (円)
23年3月期第1四半期:22.32 

22年3月期第1四半期:23.11 
23年3月期予想         :76.60


希薄後EPS(円)
23年3月期第1四半期:22.26 

22年3月期第1四半期:23.05


1株年間配当(円) 28.00 31.00
1株Q2配当 (円)  13.00 15.00
1株Q4配当 (円)  15.00 16.00



1.当四半期決算に関する定性的情報(決算短信より)

(1)経営成績に関する説明


①主な経営成績とトピックス


 当第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から6月30日)における主な経営成績は次のとおりです。海外地域セグメントにおける欧米子会社を中心とした事業の伸長、2021年11月に完全子会社化した米国の海上コンテナリース会社CAI International, Inc.の利益貢献、ならびに、不動産関連の売却益の増加等はあったものの、前年同期に計上した政策保有株式に係る大口売却益の剥落により、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比11億(3.4%)減少の320億円となりました。


当社は、本年5月、経営理念の実現に向けて、「10年後のありたい姿(未踏の未来へ、ともに挑むイノベーター)」を描き、ステークホルダーの皆さまからどのように認識される企業になりたいか、そのために当社がどのような変革を行っていくかを示した「経営の中長期的方向性」を公表いたしました。10年後に向けた3次にわたる中期経営計画を「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」とし、その「ホップ」に位置する2023年度から2025年度(2024年3月期から2026年3月期)の中期経営計画(2025中計)の策定のなかで、当該期間の具体的な経営戦略や事業戦略、経営指標などの検討を進めております。


主な事業上のトピックスとしては、本年5月、米国マサチューセッツ州における分散型太陽光発電事業に出資参画したほか、環境負荷低減に配慮したマルチテナント型物流施設「CPD名古屋みなと」を竣工いたしました。 


また、7月には、秋田県秋田市において、2015年9月に竣工した秋田天秤野風力発電所に新たな太陽光発電設備を併設した、秋田天秤野ハイブリッド太陽光発電所の運転を開始いたしました。効率的な発電が可能な季節や時間帯の異なる太陽光発電と風力発電を併設することで、年間を通じた安定した電力供給を実現してまいります。さらに、同月、三菱商事株式会社が事業開発を進めてきた倉庫産業DX事業を担う同社の新設子会社に出資参画いたしました。業界横断のパートナーシップにより、人手不足や環境負荷など、物流業界の社会的課題の解決に取り組んでまいります。


(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は前期末比4,048億円増加の10兆7,336億円純資産は前期末比933億円増加の1兆4,268億円、有利子負債(リース債務を除く)は前期末比3,596億円増加の8兆4,257億円となりました。


(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2022年5月16日に公表しました連結業績予想(親会社株主に帰属する当期純利益1,100億円)に対する当第1四半期連結累計期間の進捗率は29.1%と概ね計画どおりに推移しており、2023年3月期の連結業績予想に変更はありません。



<最後までお読みいただき、ありがとうございました>