朗報‼バンガードETF増配(VYM・VIG)
米国バンガート社の優秀なETF、VYM(高配当)とVIG(連続増配)の2021年9月配当金の増配が発表されました。
以下の通り、9月分の配当は共に前年比増配しており、年間予想(12月が前年同額で試算)も増配見込みとなっております。
VYM:0.7488 前年比:+6.2%
年間予想:2.967 +2.0%
VIG:0.6995 前年比:+25.4%
年間予想: 2.5515 +11.0%
特にVIGは9月で前年比+25% 年間で前年比+11%と大幅な増配が見込まれます。
VIGは例年ですと、3月、9月は6月、12月に比較して下げることが多い状況でしたが、今回は9月で+25%の増配で大変嬉しい結果となりました。
最下段に楽天証券のトウシルの情報記事でVIGの今後の増配と株価の上昇が期待される興味深い記事がありましたので紹介させていただきます。
VYM、VIGともに配当だけではなく、キャピタルゲインも期待できるETFで、管理人の保有の中でも評価損益が上位の銘柄ですのでもちろん適宜買い増しして長期保有継続です。
9月は直近の米国株の下落に伴い、VIGを配当再投資、スポット投資で買増しています。今後も押目を狙って買い増ししていきます。
バンガード・米国高配当株式ETF VYM
平均以上の配当を出す普通株で構成されるFTSEハイデ ィビデンド・イールド指数に連動する投資成果を目的とする。時価総額加重平均を用いて保有銘柄のウエートを算定。
VYMのメリット
・高配当金を受け取ることができる。
・キャピタルゲインも期待できる。
1年:30.10% 3年:9.54% 5年:11.35%
・Vanguardが運用していて経費率が格安:0.06%
VYMの配当金推移
年 3月 6月 9月 12月 合計 増配率
2021年 0.6564 0.7523 0.7488 0.8096 2.967 2.0%
+6.2% 仮 (年間見込)
2020年 0.5544 0.8368 0.7053 0.8096 2.91 2.3%
2019年 0.6516 0.6247 0.7864 0.7791 2.84 7.3%
2018年 0.6084 0.6302 0.6718 0.7388 2.65 10.3%
2017年 0.56 0.596 0.602 0.6431 2.40 8.8%
2016年 0.478 0.578 0.483 0.667 2.21 2.7%
2015年 0.462 0.56 0.528 0.599 2.15 12.6%
VYMの構成銘柄 9/17 Bloomberg
上位10銘柄 比率
1位 JPモルガン・チェース 3.56
2位 ジョンソン・エンド・ジョンソン 3.37
3位 ホームデポ 2.59
4位 P&G 2.56
5位 バンク・オブ・アメリカ 2.33
6位 コムキャスト 2.05
7位 ファイザー 1.90
8位 シスコ・システムズ 1.84
9位 エクソンモービル 1.71
10位 ベライゾン・コミュニケーションズ 1.69
(太字はVIGとの重複銘柄)
VYM株価 9/17
104.86 -0.69 (-0.65%)
管理人保有
評価損益 配当金含む
楽天:45.6% 49.9%
SBI :19.7% 21.1%
(定期積立)
合計:35.6% 38.9%
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バンガード米国増配株式ETF VIG
ナスダック米国ディビデンド・アチーバーズ・セレクト指数に連動する投資成果を目的とする。米国の中型・大型株を保有。過去10年間連続増配の米国の普通株(REITを除く)への投資に注力する。時価総額ベースで保有銘柄のウエートを算定。
VIGのメリット
・堅調な株価(基準価額)の伸びが期待できる。
1年:24.62% 3年:14.78% 5年:15.96%
・安定した配当が期待できる。
・下落局面で安定している。
・Vanguardが運用していて経費率が格安:0.06%
VIGの配当金推移
年 3月 6月 9月 12月 合計 増配率
2021年 0.513 0.675 0.6995 0.664 2.5515 11.0%
+25% 仮 (年間見込)
2020年 0.474 0.601 0.558 0.664 2.297 7.6%
2019年 0.51 0.473 0.552 0.599 2.134 4.7%
2018年 0.397 0.566 0.498 0.577 2.038 6.2%
2017年 0.425 0.518 0.43 0.546 1.919 5.1%
2016年 0.41 0.446 0.393 0.577 1.826 0.4%
2015年 0.45 0.442 0.443 0.475 1.819
VIGの構成銘柄 9/17 Bloomberg
上位10銘柄 比率
1位 マイクロソフト 4.46
2位 JPモルガンチュース 3.73
3位 ジョンソン・エンド・ジョンソン 3.69
4位 ウォルマート 3.40
5位 ユナイテッド・ヘルス・グループ 3.20
6位 VISA 3.01
7位 ホームデポ 2.85
8位 P&G 2.84
9位 コムキャスト 2.25
10位 オラクル 2.13
(太字はVYMとの重複銘柄)
VIG株価 9/17
158.41 -1.39 (-0.87 %)
管理人保有
評価損益:42.0%
配当金含む:42.8%
※楽天証券のトウシルでVIGの興味深い記事をみつけましたのでご紹介いたします。
バンガードの連続増配ETFから選ぶ、優秀な銘柄3選
2021/5/19 モトリーフールから抜粋
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/32202?page=2
連続増配銘柄を投資対象にしたETFのうち、運用資産残高上位5銘柄を見ると、運用開始以降の増配率が概ね二桁以上の成長率、また信託報酬が0.10%未満の低コスト型の銘柄もあり、長期保有する事で、市場平均以上の配当利回りの達成に期待できます。
(上位5銘柄の方は省略)
特に、米バンガード社の「VIG」は主要な連続増配ETF5銘柄のうち、直近1年間のリターンがワーストで出遅れていますが、その運用資産残高はトップかつ、運用実績も最長の15年間と長期的にインフレ率に負けない配当成長型ETFにおけるパイオニア的存在であり、今回はその概要と構成銘柄に着目します。
まず、VIGのベンチマークである「NASDAQ US Dividend Achievers Select Index」の採用銘柄は下記のスクリーニングに基づき、現在247銘柄に厳選されています。
スクリーニング ① 配当要件:最低10年間の配当支払い実績がある事
② 投資ユニバース:「NASDAQ US Dividend Achievers Select Index」のうち、REIT, MLP等を除く銘柄
③ リバランス:毎年3月に実施(修正時価総額加重平均型)
実際に、VIGの運用開始以来のパフォーマンスは市場平均に劣後する一方で、同期間における増配率は約13%程度と配当額が6年以内に2倍になる可能性を示唆しており、大規模な金融相場からインフレ期待による業績相場への移行が進む中、今後は構成銘柄の利益拡大に伴う継続的な増配率の向上によって、将来の配当利回り及び、株価上昇が期待されます。
またVIGのセクター別割合では、「資本財」、「一般消費財」、「金融」といった景気敏感セクターが全体の5割超を占めており、特に今後のコロナ禍からの景気回復場面では業績拡大の恩恵を受けやすいこれらの業種が同ETFのリターン上昇に寄与する事が予想されます。
それでは、VIGにおいて構成比率の上位30銘柄を対象に、連続増配の恩恵を享受しやすい銘柄、すなわち「Yield on Cost(*YOC)」が高い優良銘柄をご紹介致します。
「YOC」とは具体的に「年間受取り配当金÷買値 (平均取得価格)」であるため、連続増配する前提で考えると、基本的に「YOC」が高い銘柄ほど、長期保有するに従って配当利回りが上昇します。
Ticker 5YOC 構成比率
JPM 5.75% 3.90%
CAT 5.26% 1.12%
QCOM 5.17% 1.34%
ABT 4.67% 1.89%
MRK 4.57% 1.73%
MSFT 4.50% 3.82%
UNP 4.40% 1.31%
USP 3.87% 1.09%
JNJ 3.76% 3.84%
UNH 3.73% 3.14%
当記事はVYM・VIGを推奨するものではありませんので、投資に当たっては個人の自己責任でお願いいたします。
<最後までお読みいただき、ありがとうございました。>
<最後までお読みいただき、ありがとうございます。>
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