じいじのマネマネ投資

定年再雇用じいじの遅咲き高配当株投資のまったりブログです。遅咲き投資なので様々な情報のマネ真似

VIG 銘柄チェック

以前から、高配当ではありませんが、安定してキャピタルゲインを上げている連続増配銘柄のVIGの投資を検討していますので、銘柄チェック状況を報告いたします。


昨今のSPYDの減配と不安定な株価を考慮し、VIGの投資を前向きに検討しております。



バンガードETF 米国増配株式ETF【VIG】とは?


VIGはバンガード社のETFです。その中でも、連続増配銘柄で構成しています。
リターンでは、VOOに劣後しますが、下落時の耐性が低く安心感のあるETFです。
信託報酬は0.06%で、米国株主体のETFの中ではほんの少し高めになりますが、気にならないレベルです。


ちなみにこのVIGは現時点では約2%の配当ですので、高配当ではありません。個人的な予想ですが、今後持ち続けて高配当化してくる銘柄と予想しております。



VIG概要(バンガード社HPより)


投資アプローチ:
・NASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指します。
・完全法を用いたパッシブ運用です。
・ファンドはフルインベストメントを維持します。
・大型株の中でも前年比増配の実績を持つ銘柄に重点を置きます。
・低経費によってトラッキングエラーを最小限に抑えます。
・時価総額ベースで保有銘柄のウエートを算定。


ベンチマークについて:
10年以上連続して増配の実績を持つ米国普通株で構成される、NASDAQ US ディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックスに連動したパフォーマンスを目指します。



直近のリターン等(ブルームバーグHPより)
・直近配当利回り(税込):1.87%
・経費率:0.06%
・3ヶ月トータルリターン:9.30%
・3年トータルリターン:12.73%
・5年トータルリターン:13.68%



VOOとの過去リターンを比較比較 (2011-2020)


   年率リターン  リスク(=標準偏差)  年間最大利益  年間最大損失
VIG  10.88%       11.84%        29.62%     ▲8.46%
VOO   11.65%     13.13%       32.39%     ▲9.30%
下落時の耐性がメリット!



構成銘柄
連続増配と言うことは業績が向上していることですから、資本財、消費財などの成長分野に多く投資されています。
特に消費財は生活必需品を扱うことから景気に左右されず安定した利益を上げる企業が多く、好感が持てます。
少なくともVIGの組み入れ上位に入る企業群は比較的ディフェンシブな銘柄が多いです。
そのため、調整局面でも取引値の変動が小さいことが多いです。実際に新型コロナの影響でも比較的下落率は低い状況でしたし、回復も早めだったと思います。




2020年のVIG構成銘柄(8/31バンガードHP)
 
保有銘柄   ティッカー  %
Microsoft   MSFT     4.751%
Walmart     WMT        4.401%
P&G     PG       4.032%
J & J     JNJ        3.893%
Visa      V         3.817%
Home Depot HD      3.670 %
UnitedHealth   UNH      3.500 %
Walt Disney  DIS        2.810 %
Comcast    CMCSA    2.403 %
PepsiCo     PEP     2.297 %



少なくともVIGの組み入れ上位に入る企業群は比較的ディフェンシブな銘柄が多いですね。そのため、調整局面でも取引値の変動が小さいことが多いです。


2020年の セクター別構成比率(8/31バンガードHP)
セクター    %
資本財     23.2%
消費サービス  17.3%
ヘルスケア   15.2%
テクノロジー  12.80%
消費財     12.0%
金融      11.60%
公益       4.50%
素材         3.40%