絶好調!三菱UFJリース
21年増配中の三菱UFJリースの株価が絶好調です。
2020年は新型コロナの影響で非常に低迷していましたが、2021年になり2月から徐々に回復し、3月は大きく上昇しております。
管理人は21年連続増配の高配当株として注目していましたので、昨年の株価下落時に保有を始めその後も買い増しをしていました。低迷時にもっと買い増ししたいと考えておりましたが、リスクを取り切れずに機会を逃しました。
それでもそこそこの保有株数を確保しましたので、この上昇で大きな評価益となり嬉しく思っています。
他の銘柄が昨年来高値を更新する中、当銘柄はまだ728円(2020/2)を更新しておりませんので、まだまだ上昇を期待しています。
2021年4月には、「日立キャピタル」との合併を予定しており、総資産が10兆円規模となり、オリックスに次いで業界第二位に躍進する見込みです。シナジー効果が大きく期待できる状況と判断しております。
連続増配が示すように、非常に株主還元を志向している企業で、配当性向がまだまだ余裕がありますので、連続増配の継続は堅いと考えております。
株価
692 円 +6円 (+0.87 %)
管理人の保有
保有株数:500株
評価損益:32.3% 配当含む:34.2%
企業情報
業種名 その他金融業
特色 三菱UFJグループ。日立キャピタルと21年4月統合。リース首位級。M&Aで海外展開加速
【大幅増益】航空機リースが苦戦。回復の兆しあるが貸倒費用や統合費用を吸収できず営業益反落。22年3月期は統合で規模急拡大。不動産が好調で航空機も回復。当面、統合費用も膨らまず大幅増益。連続増配も。
【業界首位級】4月1日に日立キャピタルと合併、総資産10兆円で業界首位級に。豪州金融大手マッコーリーと合弁会社設立。IT・エネルギー関連機器のリースを展開。
決算状況
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
https://www.lf.mufg.jp/investors/library/account/pdf/20210212_1.pdf
株主還元状況
配当(2021年3月予想): 25.50円 22年連続増配予定
(企業HPより転載)
配当性向 配当金
2012年3月(連) 13.18% 6円
2013年3月(連) 16.02% 6.5円
2014年3月(連) 15.92% 8円
2015年3月(連) 17.65% 9.5円
2016年3月(連) 17.25% 12.3円
2017年3月(連) 22.33% 13円
2018年3月(連) 19.91% 18円
2019年3月(連) 25.88% 23.5円
2020年3月(連) 33.36% 25円
2021年3月予想 45.4% 25.5円
総還元額(配当+自社株買い) 総還元性向
2012年3月(連) 70億3200万 +60.26% 20.3%
2013年3月(連) 57億7500万 -17.88% 16.02%
2014年3月(連) 60億400万 +3.97% 15.94%
2015年3月(連) 77億7600万 +29.51% 17.65%
2016年3月(連) 94億2300万 +21.18% 17.25%
2017年3月(連) 118億7200万 +25.99% 22.33%
2018年3月(連) 126億7700万 +6.78% 19.91%
2019年3月(連) 178億200万 +40.43% 25.88%
2020年3月(連) 236億100万 +32.57% 33.36%
※データは「IR Bank」より抜粋転載
合併情報
2020.09.30 Business Journal 記事より抜粋
三菱UFJリースと日立キャピタルは2021年4月に合併すると発表した。合併新会社の総資産は10兆円となり、業界首位のオリックス(約13兆円)に次いで2位に浮上する。
両社は2016年に資本・業務提携し、環境・エネルギーといった海外のインフラ投資などで協業を進めてきた。新型コロナウイルス感染拡大の影響でリース事業は厳しさを増しており、経営基盤強化に向けて合併する。
三菱UFJリースを存続会社として日立キャピタルを吸収する。日立キャピタル株式1株に対して三菱UFJリース株式5.10株を割り当てる。三菱UFJリースは三菱商事が20.00%を保有する筆頭株主。三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行が合わせて発行済み株式の20%超を持っている。
一方、日立キャピタルの筆頭株主は33.39%を保有する日立製作所。三菱UFJリースも出資(4.20%)している。日立は全保有株を三菱グループに売却する。日立はIT事業を成長の柱に据えて選択と集中を進め、本業とのシナジー効果が薄い上場子会社の株式は段階的に売却を進めてきた。合併後の新会社の株主から外れ、親子上場を解消する。日立キャピタルは21年3月30日付で上場廃止となる。
合併新会社の社長には三菱UFJリースの柳井隆博社長、会長には日立キャピタルの川部誠治社長兼CEOが就く予定。
銀行系とメーカー系の統合で総資産規模で2位に浮上
三菱UFJリースは2007年、リース業界の大型再編の先陣を切り、三菱グループのダイヤモンドリースとUFJ銀行系のUFJセントラルリースが経営統合して誕生した。総資産6兆2859億円、売上高9237億円(20年3月期)。総資産規模で業界3位、売上高は同4位である。
他方、日立キャピタルは2000年、日立製作所のクレジット部門から出発した日立クレジットと、同じ日立系でリース事業を手がける日立リースが合併して発足した。総資産3兆7194億円、売上高は4640億円(20年3月期)。総資産規模は業界6位、売上高は業界8位だった。
2016年5月、日立製作所とMUFGが金融分野で資本・業務提携することで合意。日立はMUFGに1081億円で日立キャピタル株式の27.2%を譲渡した。日立キャピタルは市場から三菱UFJリース株を約3%取得した。銀行系、メーカー系でそれぞれトップのリース会社が手を組み、電力や交通などインフラ輸出を金融面で支えた。経営統合は既定の方針だった。経営統合で業界最大手、オリックスを追う立ち位置を確保した。
※当記事は当該銘柄を推奨するものではありませんので、投資はご自身の責任でお願いいたします。数値について、誤りがありましたらご容赦ください。
<最後までお読みいただき、ありがとうございます。>
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