ベライゾン決算
10/21にベライゾンが第3・四半期決算を発表しました。
発表前から株価が大きく下落していました。個人的には理由はよく分からず同じ通信株のAT&Tが大きく下落していましたので連れ安かと思っておりました。
実際には機関投資家等が事前に期待値よりも決算が良くないことを察知し株価に織り込んだかもしれませんね!
決算は以下の通り、予想値は上回り、新型コロナ禍では悪いくない決算でしたが、投資家の期待値には届かず決算発表後も株価は下落していました。
(IBM等も同様な事象となっていますね)
直近では、少し挽回し10/24現在では、前日比 +0.63ドル(+1.09%)の57.96ドルと戻ってきています。
通年の調整後1株利益見通しは、前期のマイナス予想から0─2%増に転換しております。
元々、堅実な経営で通信株では業績も財務状況も安定した優良銘柄ですので、恐らく、また
60ドル台に戻してくれると期待しております。
第3四半期決算状況
米ベライゾン、第3四半期は予想上回る 在宅勤務で通信需要拡大
[21日 ロイター] - 米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズVZ.Nが21日発表した第3・四半期決算は、利益が予想を上回った。新型コロナウイルスの影響で企業や学校などのオンライン化が広がる中、電話やインターネットサービスへの需要が引き続き高まった。
月額払い(ポストペイド)契約者数は28万3000人増と、調査会社ファクトセットのアナリスト予想平均である26万8000人増を上回った。
総営業収入は4.1%減の315億4000万ドル。顧客活動の低下や特定機種の発売時期の遅れが影響した。アップルAAPL.Oの今年の新型iPhoneは、例年よりも約1カ月遅い発売となった。
ヤフーやハフポスト、テッククランチを含むメディア部門の収入はは7.4%減の17億ドル。企業が経費抑制に向け広告費を削減した。
純利益は45億ドル(1株当たり1.05ドル)と、前年同期の53億4000万ドル(同1.25ドル)から減少。新型コロナの影響が1株利益を約0.05ドル下押しした。
一方、特別項目を除く1株利益は1.25ドルで、アナリスト予想平均の1.22ドルを上回った。
通年の調整後1株利益見通しは0─2%増とした。従来予想は2%減─2%増。
株価(10/24)
↑ 57.9600ドル +0.6300ドル (+1.09 %)
配当 : 2.51ドル
配当利回り :2 4.37 %
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企業情報 (楽天証券HPより)
【事業内容】
子会社を通じて、通信、情報、エンターテイメント製品及びサービスを消費者、企業、政府機関に提供する。ベライゾンコンシューマーグループ及びベライゾンビジネスグループの報告セグメントで構成される。
コンシューマーセグメントは、無線及び有線通信サービスを提供する。
・無線サービスは、「Verizon Wireless」ブランドで米国のワイヤレスネットワーク全体に提供される。
・有線サービスは、中部大西洋及び米国北東部の9つの州で、「Fios」ブランドのもとで、従来の銅ベースのネットワークを介して100%光ファイバネットワークで提供される。
事業セグメントは、モノのインターネット(IoT)サービス及び製品を提供するために、ワイヤレス及び有線通信サービスと製品、ビデオ及びデータサービス、企業ネットワークソリューション、セキュリティ及びマネージドネットワークサービス、ローカル及び長距離音声サービス、ネットワークアクセスを提供する。
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