AT&T 第3・四半期決算
通信大手のAT&Tが第3・四半期決算を発表しました。
決算前は10月初旬から、かなり株価が下落しており正直決算が悪いのかと予想しておりましたが、期待値を超える決算で発表後の株価は一時6%を超える上昇となりました。
昨日は利益確定による影響なのか、前日比 -0.46ドル(-1.62 %)の27.92 ドルと少し下落しています。
米国株ブログでは、キャシュフローが潤沢なので減配の可能性は低い等の記事も出ていますので、現行の配当金維持を期待しております。
新型コロナの影響による在宅勤務の増加でインターネット契約や携帯電話の契約も増加しているようですが、映画部門は苦戦しております。
コスト削減や生産性の低い事業の売却等により財務状況の強化も計画されておりますので、高配当金をいただきながら保有継続したいと考えております。
第3・四半期決算状況
[22日 ロイター]
- 米通信大手AT&T
株価は序盤の取引で一時約6%高の28.35ドルを付けた。
月額料金を支払う携帯電話契約者数は64万5000人純増した。ファクトセットのアナリスト予想は9000人の純減だった。
AT&Tはアナリスト向け決算説明会で、第4・四半期は携帯電話を買い替えたり、無制限プランに移行したりする傾向があり、ワイヤレス事業の好調が継続するとした。
一方、パンデミックの継続により、米国内の映画館は「不安定な状態」が続くとした。
映画やテレビ制作、有料ケーブルチャンネル「HBO」などを手掛ける傘下のワーナーメディアの収入は75億ドルと前年同期の84億ドルから減少。国内映画館の閉鎖継続が響いた。
米国内のHBOと動画配信サービス「HBOマックス」の契約者数は3800万人と、前四半期の3630万人から増加し、2021年の目標を1年前倒しで達成しで達成した。パンデミックに伴う外出規制が寄与した。世界の契約者数は5700万人。
調整後の1株利益は0.76ドルとアナリスト予想に一致。前年同期は0.94ドルだった。
パンデミックの影響により1株利益は0.21ドル減少したという。
また、在宅勤務の増加に伴い、米国内のインターネット契約者数が35万7000人純増した。
株価(10/24)
27.92 ドル -0.46ドル (-1.62 %)
配当 : 2.08ドル
配当利回り: 7.35 %
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企業情報
エー・ティー・アンド・ティー(AT&T Inc.)は、世界において電気通信、メディアおよび技術サービスの提供に従事する持株会社である。
事業内容
同社は、通信セグメント、ワーナーメディアセグメント、ラテンアメリカセグメント、およびザンダーセグメントの4つのセグメントを通じて事業を行う。
通信セグメントは、消費者に無線および有線の通信、ビデオおよびブロードバンドサービスを提供する。同セグメントは、モビリティ、エンターテインメントグループ、およびビジネスワイヤラインを含む。
ワーナーメディアセグメントは、長編映画、テレビ、ゲーム、その他のコンテンツを物理的フォーマットおよびデジタルフォーマットで開発、制作、および配信する。
同セグメントは、ターナー、ホームボックスオフィス及びワーナーブラザーズを含む。ラテンアメリカセグメントは、ラテンアメリカでは娯楽サービスを、メキシコでは無線サービスを提供する。同セグメントの部門はヴィロとメキシコを含む。ザンダーセグメントは広告サービスを提供する。
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