じいじのマネマネ投資

定年再雇用じいじの遅咲き高配当株投資のまったりブログです。遅咲き投資なので様々な情報のマネ真似

SPYD /S&P 500 高配当株式ETF

新型コロナウイルスの影響で大幅下落に伴い、以前から保有したかったSPYDを2月末~3/24まで段階的に少額のナンピン買いを継続し105株購入しました。
拙速にナンピン買いしましたので、3/23には20.8ドルに下落し平均単価が割高になり含み損を抱えています。(TT)
この時期に買い増しした方は同じような状況かと思います。


高配当株として配当再投資する銘柄として、早く100株以上保有したいと考えていましたので、今回の拙速な買い増しは失敗ではなく良い経験になったと前向きに考えています。次回の大暴落(いつかは来るでしょう)時に活かしたいと思います。
今後。まだ下落する可能性もあると思いますので、買い増ししていきます。
・保有:105株 評価損益:△19.6% 


下落率が高い!
今回の大暴落では、競合高配当ETFのVYM、HDVに比して、下落率が最悪でした。(TT)
これはセクター別構成比が不動産、金融、エネルギー比率が高いために、利率の低下、原油価格の大幅下落の影響をもろに被ったためと他のブロガーさんの記事で確認し納得しています。減配がないことを祈っています。


3/30に配当金をいただきます。
購入は2/26からですが、3/30にはもう39.62ドル(税引き後:28.44ドル)の配当金を頂けることになりました。四半期配当の米国株のメリットですね。嬉しいです。
円換算で税引き後、3130円で年間で約13,000円になりますので、国内のJTやキャノンに匹敵する高配当株です。
もちろん配当金は米国株の再投資に活用しますので複利効果で、もっと株数が増えて配当金が増える無限ループを享受できます!


SPYDの情報)今更ですが自分の覚えも兼ねて紹介します
「SPYD / SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF」は、米国の高配当銘柄に投資が行えるETFになります。国内でも人気のSPDR(スパイダー)シリーズの一つとして、2015年10月21日に設定されました。
ベンチマークの「S&P 500® 高配当指数」は、S&P500銘柄のうち配当上位80銘柄で構成されています。他の高配当指数と異なる点は、時価総額加重平均などではなく、均等に分散投資している点です。


信託報酬
年0.07%で米国高配当ETFの中では最安コストで投資できることになります。
競合ETFであるバンガード 米国高配当株式 ETF(VYM)やiシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF(HDV)よりも低い信託報酬となっています。


セクター別構成比率
SPYDは「不動産」と「一般消費財」と「金融」「エネルギー」セクターで、ほぼ60%近くを占めていることが特徴です。
特にREITの不動産株が多いことは珍しく、アメリカ不動産に多く投資したい方には最適なETFと言えます。
・不動産:17.63% ・一般消費財サービス:17.5% ・金融:13.8%
・エネルギー:13.4% ・公益事業:9.1% ・生活必需品:8.8% 
・情報技術:6.80% ・素材:6.2% ・ヘルスケア:5.0% 等


【特徴】まとめ
・S&P 500の配当利回り上位80銘柄にほぼ等しい割合で投資する。
・不動産セクターの割合が多めで、知名度の高くない銘柄への投資割合が大きい。
【メリット】
1.配当利回りは4%台半ばで、高配当株式ETFのなかでも最高水準。
2.経費率も0.07%と低く、高い配当利回りと低コストを両立。
3.定期的な銘柄入れ替えがあり、減配リスクも軽減される。
4.過去30年近くの歴史でみて、S&P 500を上回るパフォーマンス。
【デメリット】今回の大暴落で露呈
1.セクターの偏りが大きくなりがちで、米国株投資家にも人気の「優良銘柄」は少なめ。
2.特定の銘柄・セクターが低迷し続けると、リターンに悪影響を及ぼす。
3.歴史が浅いETFであり、増配率は未知数。


株価情報(3/27)
・株価:24.85ドル -0.85ドル
・配当金:1.80ドル 利回り:7.01% 年4回(3月、6月、9月、12月)