アルトリア決算
高配当で52年連続増配中のたばこ銘柄のアルトリア(MO)が1月27日に2021年第4四半期決算を発表しました。
管理人は当銘柄のホルダーの皆様と同様に高配当金の受取を目的に保有しておりますので、評価損益とともに高配当の連続増配の継続に関心があります。
今回の決算では売り上げは僅かに減少するものの、連続増配に影響し配当性向に関与ある「調整後1株利益」がしっかりと確保される決算状況でしたので安心しております。
配当金目的ではありますが、現時点ではキャピタルとして評価損益:+34.8%の状況で、併せて税引後保有配当利回り:約6.8%を確保しておりますので、長期保有継続する方針です。
サマリー
2021年第4四半期売上:前年同期比で0.8%の減収。
2021年第4四半期1株利益:会計基準ベースでは0.88ドルと14.6%の減益
特殊要因を除いた調整後1株利益:1.09ドルと前年同期比で10.1%の増益
アナリスト予想との比較:売上は大幅増、また調整後1株利益は予想を上回る結果
2022年通期調整済み希釈EPS:4.79ドルから4.93ドルの範囲で提供される予定
2021年の調整済み希薄化EPSベースから4%から7%の成長率を表す見込み
配当性向
調整後1株利益の80%を配当に回すことを公言しており、以下の参考の通り、今後2022年12月までに18億ドルの自社株買いを予定しております。53年連続増配に向け着々と手を打っています。
2021年第4四半期
純収益(百万ドル)
2021年第4四半期:6,255(-0.8%)
物品税の収益純額
2021年第4四半期:5,086(+0.6%)
希薄化EPS(1株利益)
2021年第4四半期:0.88 (-14.6)%
調整済希釈 EPS(1株利益:特殊要因を除く)
2021年第4四半期:1.09 (+10.1%)
アナリスト予想との比較
収益
2021年第4四半期:6,255 (+25.2%)
アナリスト予想 :4,998
1株利益
2021年第4四半期:1.09 (+0.9%)
アナリスト予想 :1.08
通期1株利益予想
2021年通年:4.79~4.93 +4%~7%
参考)企業HPより
自己株式取得プログラム
2021年12月31日まで、アルトリアは以下を買い戻した。
平均価格45.40ドルで1,550万株、第4四半期の総コストは7億3000万ドルです。
平均価格46.97ドルで3,570万株、通期の総コストは17億ドルです。
2021年12月31日現在、Altriaは既存の35億ドルの株式取得プログラムの下で約18億ドルを残しており、Altriaは2022年12月31日までに完了する予定です。
自己株式の取得は市場の状況やその他の要因によって異なりますが、このプログラムはAltriaの取締役会(取締役会)の裁量に従います。
配当 52年連続増配中
アルトリアは第4四半期に17億ドル、通期で64億ドルの配当金を支払った。
Altriaは、調整後の希薄化EPSの約80%の配当性向目標の長期目標を維持しています。
将来の配当金の支払いは、アルトリアの取締役会の裁量に従います。
株価:1/28
50.49 +0.15 (+0.29 %)
52週高値(21/03/26) 52.59
管理人保有
評価損益:34.8%
含む配当:46.1%
税引後保有配当利回り:約6.8%
企業情報
事業概要
アルトリア・グループは、喫煙可能な製品、噛みタバコ製品を提供する持ち株会社である。
事業内容
子会社には、米国でたばこの製造・販売を行うPhilip Morris USA Inc.、及び機械製葉巻とパイプタバコの製造・販売を行うJohn Middleton Co.(Middleton)が含まれる。
子会社であるPhilip Morris Capital Corporationは金融資産のポートフォリオを維持する。また、経口ニコチンポーチの製造と販売を行うHelix Innovations LLCにも持分を持つ。
特定の事業子会社に、販売・流通サービスを提供するAltria Group Distribution Company、及び法務、規制、消費者エンゲージメント、財務、人材、外交などの分野で様々なサポートサービスを提供するAltria Client Services LLCが含まれる。
配当金
年間:3.60ドル
配当利回り:7.15%
<最後までお読みいただき、ありがとうございました。>
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