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微妙⁉ P&G決算状況



生活必需品大手のP&Gが先週の10/19に第一四半期の決算を発表しました。


売上高は前年比5%増するも、利益は原材料と運送費の上昇等により営業利益の減少となっております。


コスト高による厳しい利益減少を踏まえ、株価は1.18%の下落しました。


但し、実績はアナリスト予想を上回り、通期予想も維持しておりますので、株価も少しずつ挽回していると認識しております。


生活必需品ですので、値上げしても売上は伸びていくと予想しておりますし、現時点で値上げによる消費者離れは発生していないようです。


管理人の保有中でも、ディフェンシブ銘柄として安定、堅実な銘柄と信頼しておりますので、引き続き、積立買い増しを継続していく予定です。




第一四半期の決算状況

総売上高:203億3800万ドル
前年同期:193億1800万ドル 前年同期比:5%の増加


営業利益:50億2300万ドル
前年同期:52億8100万ドル 前年同期比:-5%の増加


純利益:41億1200万ドル
前年同期:42億7700万ドル 前年同期比:-4%の増加


希薄化後一株当たり利益:1.61ドル
前年同期:1.63ドル 前年同期比:1%の減少


一株当たり利益:1.61ドル
前年同期は1.63ドル 前年同期比:1%の減少



アナリスト予想との比較

2021年7-9月期のP&Gの業績は売上も一株利益も、ともにアナリスト予想を上回りました。
しかし、値上げをして売上は前年を上回った一方で、コスト高が響いために利益は前年を下回りました。


売上も一株利益も決算前のアナリスト予想を上回ることができています。


売上:$20.34B (前年比+5%)予想$19.91B(3%増)
一株利益:$1.61 (前年比-1%) 予想$1.59(1%増)
オーガニックセール成長率:+4%(予想2%増)
※オーガニックセールスは為替や買収の影響を除いた売上のことです。



通期予想

コスト高でも、2022年度の一株利益見通しを引き下げずに通期予想を据え置いておりますので、経営はコスト高は対処できるとの自信を覗かせていることと見受けられます。



株価 10/19

142.34ドル → 140.66ドル -1.65ドル 1.18%の下落。


10/22
140.8300 (16:02) +1.5000 (+1.07 %)



配当[USドル]: 3.47
配当利回り : 2.49 %



管理人保有

評価損益:20.8%
含む配当:23.5%




米P&G、化粧品など一部値上げ コモディティー価格上昇に対応

[19日 ロイター] -
 米日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)PG.Nは19日、コモディティー価格や運賃の上昇に対応するため、米国内の男性用化粧品やオーラルケア製品、スキンケア製品の一部を値上げすると発表した。


シュルテン最高財務責任者(CFO)はメディア向け電話会議で、今回の値上げは広範囲に実施されるものではなく、カミソリなどの特定商品や一部のサブカテゴリーを対象にしていると指摘。値上げは倉庫保管費と原材料費が原因としたほか、ディーゼル燃料やエネルギー価格も上昇傾向にあるとし、「コモディティー価格の上昇圧力が緩和されることはないだろう」とした。


P&Gはこの日、コモディティー価格と運賃による今期業績への影響額を19億ドルから23億ドルに引き上げた。これにより通期の1株利益への影響額は0.70ドルから0.90ドルになるという。


一方、純売上高が2─4%増、1株利益が3─6%増との通期見通しを維持。値上げとプレミアム製品の需要増がコスト増を相殺すると見込んだ。



P&G2022年第1四半期決算概要


総売上高:203億3800万ドル
前年同期:193億1800万ドル 前年同期比:5%の増加


希薄化後一株当たり利益:1.61ドル
前年同期:1.63ドル 前年同期比:1%の減少


一株当たり利益:1.61ドル
前年同期は1.63ドル 前年同期比:1%の減少



市場予測との比較

今回の主な決算内容と市場予想とを比べてみると、
2022年第1四半期の総売上高:203億3800万ドル、市場予想の198億5000万ドルを上回っている。
2022年第1四半期の一株当たり利益:1.61ドル、市場予想の1.59ドルを上回っている。


市場予想を上回る売上、一株当たり利益で通期見通しも維持したものの、発表資料やアナリストとのカンファレンスコールの中でコスト圧力に言及する事が多く、実際にアナリストとのカンファレンスコールで前四半期および最近の投資家会議で議論されたように、米国ではベビーケア、フェミニンケア、成人失禁、ファミリーケア、ホームケア、ファブリックケアの各事業の一部で値上げを発表しました。
過去数週間で、米国の小売業者に対してグルーミング、スキンケア、オーラルケア事業のセグメントの価格を引き上げることも発表しましたと製品値上げにも言及している。



<最後までお読みいただき、ありがとうございました。>