朗報:オリックス決算 増配・自社株取得発表
5月13日にオリックスの2021年3月期決算が発表されました。
業績はコロナの影響で対前年比は減少しているものの第2四半期以降は回復が継続しており、全セグメントで黒字となり、当期利益目標の190,000百万は達成しております。
併せて、株主還元方針も発表されており、増配と自社株取得が発表されました。
配当性向を一時的に50%に上げても増配する方針を発表してくれましたのでフォルダーは感謝ですね!
管理人は配当と優待目的で保有しており、増配は嬉しいですし、優待が今回から3年保有のグレードアップ(5000円→10000円)対象となるので楽しみにしております。
業績総括 会社決算説明会資料より抜粋
当期純利益は 1,924億円(前期比▲36%:目標190000は達成)
第2四半期(438億円)、第3四半期(482億円)、第4四半期(504億円)と回復傾向が続く
引き続き、コロナの影響には注意を要するが、第2四半期以降、コロナの影響は減少傾向
ROEは 6.4%(ROE11%以上に戻すことは、最重要課題)
セグメント業績
2Q以降、多くのセグメントで利益の回復が継続。
通期では前年比では減少するも全セグメントで黒字
環境エネルギー、事業投資は新規実行により資産増加、生命保険は新規契約が順調
株主還元方針 会社決算説明会資料より抜粋
2021年決定
・通期配当額78円(前年:76円)
・配当性向50%
・自社株買い543億円完了
(4月、5月取得101億円+442億円)
2022年予想
・通期配当額78円(中間配当金39円)
・自社株買い500億円(総還元性向:約57%)
会社決算説明会資料
https://www.orix.co.jp/grp/pdf/company/ir/library/presentation/Presentation_2021_4QJ.pdf
企業情報
特色・業績
リース手始めに生保、不動産など多角化、海外展開突出。エネルギー、空港運営など事業投資も。
【回 復】
レンタカーは最悪期脱したが緊急事態宣言でホテル・旅館苦戦、営業益続落。持分の関西エアポート低調。
22年3月期はコロナ影響一部残る。ただ再生可能エネルギーや金融が好調で利益回復。増配も。
【最大級】インド再エネ会社出資に続きスペイン風力・太陽光発電会社買収、国内最大級の再エネプレーヤーに。未上場会社投資も積極化、計4000億円の投資実行済み。
株価 5/14
1,856.5 +93.0(+5.27 %)
株主優待
自社取引先取扱商品等カタログギフト 100株以上 (3月のみ)
100株以上:5000円相当
※3年以上継続保有の場合、10000円相当にアップグレード
管理人保有
評価損益:8.6%
含む配当・優待:24.9%
2021年3月期決算
東京 13日 ロイター]
営業収益(百万円)
2021年3月期 :2,292,708 (+0.5 %)
20年3月期実績:2,280,329 (-6.3 %)
営業利益(百万円)
2021年3月期 :258,814 (-4.0 %)
20年3月期実績:269,681 (-18.1 %)
税引き前利益(百万円)
2021年3月期 :287,561 (-30.3 %)
20年3月期実績:412,561 (+4.3 %)
当期利益(百万円)
2021年3月期 :192,384 (-36.4 %) 予想:190,000
20年3月期実績:302,700 (-6.5 %)
2022年3月期予想:250,000
1株利益 (円)
2021年3月期 :155.54
20年3月期実績:237.38
1株年間配当(円) 78.00 76.00 78.00
1株Q2配当 (円) 35.00 35.00 39.00
1株Q4配当 (円) 43.00 41.00 39.00
配当性向:50.1%
2021年3月期 決算短信〔米国基準〕(連結)
https://www.orix.co.jp/grp/pdf/company/ir/library/financial_result/ORIXResults2021_4QJ.pdf
自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ
オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、本日開催の取締役会において、会社法第 459 条 1 項の規定による当社定款第 34 条に従って自己株式を買い受けることにつき、会社法第156 条 1 項各号の事項を以下のとおり決議しましたので、お知らせします。
記
1.自己株式の取得を行う理由
株主還元の強化および資本効率の向上のため
2.自己株式取得に係る事項の内容
(1)取得する株式の種類 当社普通株式
(2)取得する株式の総数 5,000 万株を上限とする
(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合約 4.1%)
(3)株式の取得額の総額 500 億円を上限とする
(4)取得期間 2021 年 5 月 17 日~2022 年 3 月 31 日
(5)取得方法 自己株式取得に係る取引一任契約に基づく市場買付
2021 年 3 月期の剰余金配当および 2022 年 3 月期の配当予想について
1.配当の内容(2021 年 3 月期)
配当金(年間配当額)
2021 年 3 月決定:43 円 (78 円 )+2円増配
2021 年 3 月予想:41 円 (76 円 )
2020 年 3 月実績:41 円 (76 円 )
2.利益配分に関する基本方針
当社は、事業活動で得られた利益を主に内部留保として確保し、事業基盤の強化や成長のための投資に活用することにより株主価値の増大に努めてまいります。同時に、業績を反映した安定的かつ継続的な配当を実施します。
また、自己株式取得については、必要な内部留保の水準を考慮しつつ、経営環境の変化、株価の動向、財務状況および目標とする経営指標などを勘案のうえ、弾力的・機動的に対処してまいります。
これらの基本方針のもと、当期の 1 株当たりの年間配当金については、前期の 76.00 円から当期は 78.00 円(中間配当金は支払済みの 35.00 円、期末配当金は 43.00 円)とします。
配当性向は前期比+18.1%の 50.1%となります。
3.2022 年 3 月期配当予想
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が世界経済に大きな影響を及ぼしており、今期の見通しは引き続き予測が困難ですが、安定的かつ継続的な配当を実施すべく、2022 年 3 月期の年間配当予想は、1株あたり 78.00 円(中間配当金の予想額 39.00 円、期末配当金の予想額 39.00 円)といたします。
当記事は特定銘柄を推奨するものではありません。投資は自己の責任でお願いいたします。
<最後までお読みいただき、ありがとうございます。>
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