三菱UFJフィナンシャルG
メガバンクの「三菱UFJ FG」が4-6月四半期の決算を発表しました。
以下のトピックの通り、ユニオンバンクの譲渡損失:2,544億円を計上したために、4-6月の利益は前年同期で-70.3%とのこと。
通期は既に折り込み済で、1兆円(-11.5%)を予想しております。
8/3の株価は、-13.3 (-1.1%)と微妙に下落しております。
とは言え、通期利益では1兆円を目指す超大型株ですし、配当率も高いので長期保有方針です。
トピック)
当期利益(百万円)
23年3月期第1四半期:113,685 (-70.3 %)
(MUFGユニオンバンクの譲渡損失:2,544億円を計上)
通期利益 :1,000,000(1兆円)(-11.5%)
業務純益 :4,251億円 (42.1%)
MUFGユニオンバンクの譲渡に伴い損失2,544億円を計上
通期純利益への影響は2000億円程度の損失となる見込み。2000億円はすでに通期業績予想に織り込んでいる。
株価:8/2
735.5 -13.5 (-1.80 %)
8/3
722.2 -13.3 (-1.1%)
三菱UFJFG、4―6月期の純利益70%減 ユニオンバンク譲渡で損失計上
[東京 2日 ロイター]
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ が2日に発表した2022年4-6月期の連結決算は、純利益が前年同期比70.3減の1,136億円だった。
米国子会社を通じて保有するMUFGユニオンバンクの譲渡に伴い損失2,544億円を計上する。
ただ、株式譲渡時に戻し入れとなる1,579億円を勘案すると、4-6月期の純利益は2,715億円、進捗率27%となり「通期目標に向けてオンライン」(広報担当者)だとしている。
4-6月期の業務純益は前年同期比1.5倍の4,251億円となった。貸出利ざやが改善したほか、米金利上昇局面において外貨預貸金収益が増加した。
連結純利益1兆円(前期比11.5%減)とする通期の計画は据え置いた。
IBESがまとめたアナリスト13人による予想平均値は1兆0480億円と同水準。
ユニオンバンク譲渡関連では、今中間期に累計で約6,300億円の損失が反映される予定。
4-6月期決算に、米子会社が計上した評価損失2,712億円分を反映しているが、3月以降の金利上昇による評価損拡大で、米子会社が3,600億円の追加損失を計上する見込み。
ただ、売却時には特別利益として約4400億円が計上されるほか、戻し入れとならない評価損についてもヘッジ取引を行っており、同社の通期純利益への影響は2000億円程度の損失となる見込み。2000億円はすでに通期業績予想に織り込んでいる。
MUFGは昨年9月、米ユニオンバンクをUSバンコープに売却すると発表していた
三菱UFJ:22年6月第1四半期連結
[東京 2日 ロイター]
2023年3月期第1四半期決算 (2022年4月1日-2022年6月30日)
経常収益(百万円)
23年3月期第1四半期:2,163,890 (+43.9 %)
22年3月期第1四半期:1,503,727(-11.4 %)
経常利益(百万円)
23年3月期第1四半期:262,961 (-42.9 %)
22年3月期第1四半期:460,323 (+65.7 %)
当期利益(百万円)
23年3月期第1四半期:113,685(-70.3 %)
22年3月期第1四半期:383,082(+108.8 %)
1株利益 (円)
23年3月期第1四半期:9.03
22年3月期第1四半期:29.84
希薄後EPS(円)
23年3月期第1四半期:8.94
22年3月期第1四半期:29.75
1株年間配当(円) 28.00 32.00
1株Q2配当 (円) 13.50 16.00
1株Q4配当 (円) 14.50 16.00
<最後までお読みいただき、ありがとうございました>
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