じいじのマネマネ投資

定年再雇用じいじの遅咲き高配当株投資のまったりブログです。遅咲き投資なので様々な情報のマネ真似

NTT決算過去最高 増配、株式分割サプライズ

(NTT社HPより)



5/12にNTTが発表した「2022年度決算」は、営業収益・営業利益・当期利益いずれも過去最高を更新する素晴らしい決算でした。


2023年度も「営業収益は対前年減収なるも、営業利益・当期利益は対前年増益」を予想し、
配当金も120円→125円と13年連続増配を予想しました。


決算のインパクトよりも、25分割の株式分割はサプライズでインパクト爆発でした。
新NISAの浸透の要請に応えたとか、様々な憶測が広がっていますが、個人的には25分割はわかりにくいなとの印象です。


保有数や配当金額等の感覚がピンときません。発表後に株価も下落している状況も投資家の気迷いの反映かと思います。


とはいえ、単元投資額が大幅に下がり投資し易いと思いますので、新NISAの成長枠を活用して少しずつ買い増ししていきたいと考えております。




決算プレゼン資料より)

2022年度 連結決算の状況

対前年増収・営業利益増益・当期利益増益
◼ 営業収益・営業利益・当期利益いずれも過去最高を更新


連結決算状況
営業収益 :13兆 1,362億円(対前年 +9,797億円〔+8.1%〕)
営業利益 : 1兆 8,290億円 (対前年 +604億円   〔+3.4%〕)
当期利益 : 1兆 2,131億円 (対前年 +320億円   〔+2.7%〕)
⚫ 海外営業利益率:7.2%    (対前年 +0.9pt)


2023年度 業績予想の概要

営業収益は対前年減収、営業利益・当期利益は対前年増益
営業利益・当期利益は過去最高
◼ 電気代高騰影響が不透明ではあるものの、EPS370円の達成をめざす


連結収支計画
      2022年度実績  2023年度業績予想 対前年
営業収益: 13兆 1,362億円     13兆 600億円      ▲762億円
営業利益: 1兆 8,290億円       1兆 9,500億円          +1,210億円
当期利益: 1兆 2,131億円       1兆 2,550億円          +419億円
EPS       : 348円                     370円                       +22円
配当金 :120円      125円        +5円


株式分割

NTTは12日、6月30日を基準日として1株を25株に分割すると発表した。投資単位当たりの金額は現在の約40万円から1万円台に下がる見通し。投資しやすい金額に大幅に下げることで、投資家層を広げる。


新会社設立

事業化を進める次世代光通信技術「IOWN(アイオン)」について、新会社「NTTイノベーティブデバイス」を6月に設立する。消費電力を低減する電気と光の両技術を使った半導体を実用化。データセンターや人工知能(AI)への導入を目指す。まずはNTTが300億円を出資し、順次増資を検討していく。




株価:5/12
4,108  -81(-1.93 %)





23年3月当期 利益1.21兆円(2.7%増)、24年3月期予想1.26兆円(3.5%増)
[東京 12日 ロイター]


2023年3月期(2022年4月1日-2023年3月31日) 


営業収益(百万円) 
23年3月期実績:13,136,194(+8.1 %)  
22年3月期実績:12,156,447 (+1.8 %)
24年3月期予想:13,060,000(-0.6 %)


営業利益(百万円) 
23年3月期実績:1,828,986 (+3.4 %)
22年3月期実績:1,768,593(+5.8 %)
24年3月期予想:1,950,000(+6.6 %)


税引き前利益(百万円) 
23年3月期実績:1,817,679(+1.2 %)
22年3月期実績:1,795,525(+8.7 %)
24年3月期予想:1,888,000 (+3.9 %)


当期利益(百万円)
23年3月期実績:1,213,116 (+2.7 %)
22年3月期実績:1,181,083 (+28.9 %)
24年3月期予想:1,255,000(+3.5 %)


基本的なEPS(円)
23年3月期実績:347.99 
22年3月期実績:329.29 
24年3月期予想: 14.80 


1株年間配当(円) 120.00 115.00   5.00
1株Q2配当 (円)    60.00   55.00   2.50
1株Q4配当 (円)    60.00   60.00   2.50                




NTT、6月30日の株主に1対25の株式分割を実施
[東京 12日 ロイター] 


- NTTは12日、6月30日を基準日として7月1日付で1対25の株式分割を実施すると発表した。投資単位の引き下げで幅広い世代で投資家層を拡大することを目指す。発行済み株式は36億2201万株から905億5031万株に増加する。


NTT株の売買単位は100株で、12日終値(4108円)を基準に計算すると、株式分割で投資単位は1万6400円程度に下がる


23年3月末のNTTの株式保有者状況では「個人その他」は全体の21.8%を占めている。




NTT、次世代通信で6月に新会社 出資金300億円でスタート
[東京 12日 ロイター]


 NTTは12日、光技術を使った次世代通信基盤「IOWN(アイオン)」の事業化に向けた新会社「NTTイノベーティブデバイス」を6月に設立すると発表した。AI(人工知能)の普及で消費電力の増加が予想される中、データ処理に電気と光の両技術を使うことで消費電力を低減する光電融合デバイスの早期事業化を目指す。まずはNTTが300億円を出資し、順次増資を検討していく。
第6世代移動通信システム(6G)などを含めIOWN研究開発全体では、2023年度に約1000億円、それ以降も継続的に投資を行う予定。
日本経済新聞電子版は、NTTが新会社を設立し、通信機器の販売を通じて30年3月期に2000億円規模の売上高を目指すと報じていた。




<最後までお読みいただきありがとうございました>