大手総合商社の住友商事の第１四半期決算は大変好調でした！

サマリー
営業収益　：１兆6152億100万円（前年同期比：+27.6％）
税引前利益：2021億3300万円　 （同：+46.8％）
連結純利益：1,552億円　　　　 （同：+44.7％：四半期で過去最高）
通期純利益：3,700億円　　　　 （前期比：20.2％減）

通期業績
現時点では「上方修正が見込まれる」（諸岡ＣＦＯ）ものの、連結純利益は3,700億円（前期比20.2％減）と期初計画を据え置いた。

各国の金融引き締めにより、今後需要面に「大きなショック」が出てくる可能性を指摘。鋼材や建設機械などの需要減退への懸念が強まっている

2022年は配当金を90円予想の減配となっておりますが、今後も好調が続き復配となって欲しいと思います。

8/4の株価は、グロース銘柄の上昇、バリュー銘柄の下落の地合いで若干下落しました。　
株価：1856.5　-21　-1.12％

株価：8/3
1,877.5  +33.5（+1.82 %）

住友商：２３年３月期第１四半期決算は大幅な増益に

8/3、住友商事が反発し、一時53.5円高の1897.5円を付けている。
３日午後１時、23年３月期第１四半期（22年4-6月）の連結決算を発表。大幅な増益となり、好感された。

　第１四半期決算は、収益が１兆6152億100万円（前年同期比27.6％増）、税引前利益が2021億3300万円（同46.8％増）だった。

収益は、北米鋼管事業で販売価格、数量ともに好調に推移し、資源価格の上昇で豪州石炭事業において増益となったことなどが寄与する。
　午後１時２４分時点の株価は、前日比31円高の1875円。

住友商4―6月過去最高益、通期は維持　ＣＦＯ「潮目に変化」
［東京　３日　ロイター］

 - 住友商事の諸岡礼二専務・最高財務責任者（ＣＦＯ）は３日の決算会見で、足元の事業環境について、「潮目が変わりつつあり、先行きの不透明感が増している」と述べた。

同日発表した同社の2022年4-6月期の連結純利益（米国会計基準）は前年同期比44.7％増の1,552億円と四半期で過去最高となったが、通期見通しは据え置いた。

第１・四半期は好調な滑り出しで、資源高や北米鋼管事業が寄与した。同社によると、500-600億円程度計画値を上回ったもよう。
通期業績に関しては、現時点では「上方修正が見込まれる」（諸岡ＣＦＯ）ものの、連結純利益は3,700億円（前期比20.2％減）と期初計画を据え置いた。
ＩＢＥＳがまとめたアナリスト９人による連結純利益の予想平均値は4,041億円。

諸岡ＣＦＯは、各国の金融引き締めにより、今後需要面に「大きなショック」が出てくる可能性を指摘。鋼材や建設機械などの需要減退への懸念が強まっているという。傘下の食品スーパー「サミット」では、電力価格上昇などによるコスト増で、収益を圧迫するとした。

一方で、北米鋼管事業の好調さは継続するとの見方を示し、エネルギー価格の上昇により、石油・ガスの採掘活動が活発で、需給がタイト化しているという。同氏は、少なくとも今年度中は旺盛な需要が続くと述べた。
ロシア向けの航空機リースについては、第１・四半期の収益はゼロで、機材の取り戻しも不透明とした。同社は５月にロシア関連損失を580億円計上したが、今後の状況によっては「さらに損失を計上するリスクはある」（諸岡ＣＦＯ）とした。

住友商：22年6月第1四半期連結 利益1552.28億円(44.7%増)、
　　　　23年3月期予想3700億円(20.2%減)

［東京 3日 ロイター］
2023年3月期第1四半期決算 (2022年4月1日-2022年6月30日) 

営業収益（百万円）
23年3月期第1四半期：1,615,201 (+27.6 %)
22年3月期第1四半期：1,265,980(+22.2 %)

税引き前利益（百万円）
23年3月期第1四半期：202,133 (+46.8 %)
22年3月期第1四半期：137,727

当期利益（百万円）
23年3月期第1四半期：155,228 (+44.7 %)
22年3月期第1四半期：107,302 
23年3月期予想　　  ：370,000 (-20.2 %)

基本的なＥＰＳ（円）
23年3月期第1四半期：124.12 
22年3月期第1四半期：85.81 
23年3月期予想　　  ：296.00

希薄後ＥＰＳ（円）
23年3月期第1四半期：124.03 
22年3月期第1四半期：85.77

１株年間配当（円） 110.00 90.00
１株Q2配当 （円）    45.00 45.00
１株Q4配当 （円）    65.00 45.00

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