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丸紅 2022年3月期決算



大手商社の丸紅が2022年3月期決算を5/6に発表しました。


発表後、1,470円まで上昇していた株価が下落し、5/6の終値は1,422円 ▽4.0円(▽0.28 %)となりました。


決算内容は以下の通りで、当期利益:4,243.2億円(90.1%増)、配当金も62円に増配でまあまあだと思いますが、市場は2023年予想で配当金の減配(62円→60円)と自社株購入の発表なしを評価しなかったようです。


管理人は配当金は2021年の33円から58円の前回予想を経て62円となっておりますので、増配相当と考えております。


また、決算発表の内容は控え目でありますが、中期経営計画で配当性向25%以上と配当金の60円は下限と発表されておりますので、62円以上の増配も可能かと考えております。


三井物産も決算発表時も反応は鈍かったですが、翌営業日の5/6は3,386円 +194円(+6.08%)と大幅に上昇しておりますので、丸紅も5/9以降の上昇に期待しております。


参考)
三井物産決算状況
当期利益 :9,147.22億円(+172.7%)
2023年3月 :8,000億円(-12.5%)
配当金  :120円(105円)+14.3%増配
自社株購入:3.1%・1000億円上限(5,000万株)



決算TOPIC

・当期利益
 22年3月 :4,243.2億円(90.1%増)前回予想:4,000億円、
  23年3月期:4,000億円   (5.7%減)


・配当金
 2022年予想:62円(前回予想:58円)増配
  2023年予想:60円 
  (参考:2021年前年:33円)


・中期経営戦略
 配当性向:25%以上・期初公表値を下限


・ロシア・ウクライナ関連事業
 130億円程度の減損処理を実施



株価:5/6

1,422.0円    -4.0円 (-0.28 %)
 (5/6:高値:1470円)



管理人保有
評価損益:40.7%



2022年3月決算関連状況

22年3月当期 利益4243.2億円(90.1%増)、23年3月期予想4000億円(5.7%減)


[東京 6日 ロイター]
2022年3月期(2021年4月1日-2022年3月31日) 


営業収益(百万円)
22年3月期実績:8,508,591 (+34.4 %)
21年3月期実績:6,332,414 (-7.3 %)


営業利益(百万円)
22年3月期実績:284,490 (+101.0 %)
21年3月期実績:141,553  (+5.7 %)


税引き前利益(百万円)
22年3月期実績:528,790 (+87.7 %)
21年3月期実績:281,742


当期利益(百万円)
22年3月期実績:424,320 (+90.1 %) 前回予想:400,000

21年3月期実績:223,256 
23年3月期予想:400,000(-5.7 %)


基本的なEPS(円)
22年3月期実績:242.89 (配当性向:25.5%)
21年3月期実績:126.32 
23年3月期予想:231.72(配当性向:25.8%)


希薄後EPS(円)
 22年3月期実績:242.44
 21年3月期実績:126.17


1株年間配当(円) 62.00 33.00 60.00
1株Q2配当 (円)  25.50 11.00 30.00
1株Q4配当 (円)  36.50 22.00 30.00



2022 年 3 月期配当予想の修正に関するお知らせ

当社は、2022 年 3 月期(2021 年 4 月 1 日~2022 年 3 月 31 日)の 1 株当たり配当予想について、下記の通り修正することを本日開催の取締役会において決議しましたので、お知らせいたします。


1.配当予想修正の理由


中期経営戦略「GC2021」期間(2020 年 3 月期~2022 年 3 月期)における配当については、各期の業績に連動させる考え方に基づき、連結配当性向 25%以上かつ各期の期初に公表する予想配当金を下限とすることを基本方針としております。


本日公表いたしました「2022 年 3 月期決算短信」に記載の通り、2022 年 3 月期の親会社の所有者に帰属する当期利益を、前回予想(2022 年 2 月 3 日公表)の 4,000 億円から 4,243 億円に上方修正したことから、2022 年 3 月期の 1 株当たり年間配当予想については、上記の基本方針に基づき、前回予想(2022 年 2 月 3 日公表)の 58 円 00 銭を 62 円 00 銭とし、これに伴い、1 株当たり期末配当予想を前回予想(2022 年 2 月 3 日公表)の 32 円 50 銭から 36 円 50 銭に修正いたしました(1 株当たり中間配当金については、25 円 50 銭で実施済み)。


丸紅、ロシア減損130億円 社長「サハリン1、撤退したい気持ち」

[東京 6日 ロイター] -
丸紅<8002.T>の柿木真澄社長は6日の決算会見で、前期中にロシア・ウクライナ関連事業で130億円程度の減損処理を実施したことを明らかにした。ロシアでの石油・天然ガス開発事業「サハリン1」は政府方針を受けて事業を継続するものの、「できれば戦時下なので撤退したい気持ちはある」と心情を吐露した。


同社のロシア向け長期エクスポージャーは、21年3月末の249億円から前期末には123億円へ減少した。社長は同社が海外に抱えるエクスポージャーが総額2.7兆円規模であることを紹介したうえで、ロシアは「0.5%以下の規模。今後全額、長期エクスポージャーに問題が発生しても、大きな支障ない」と訴えた。


同社は「サハリン1」事業を手掛けるサハリン石油ガス開発(SODECO)の株式評価額を減額。
減損処理として、米国で航空機リース事業を営むグループ会社が保有するロシア・ウクライナ向けリース機体が没収される可能性を織り込んだ。


社長は今後のロシアでのエネルギービジネスについて「新規ビジネスをロシアでやることは頭から消え去っている」と強調。政府が継続方針を示しているサハリンは「従わざるを得ない」ものの、新規案件には「興味を示す示さない以前に、まずあり得ない」と述べた。



<最後までお読みいただき、ありがとうございました。>