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メガバンク第一四半期決算状況



メガバンクの第一四半期の決算が出揃いましたので、まとめてみました。


三菱UFJ FGは第一四半期決算では特殊事情により、前年比4.9倍 (+491.2 %) 、進捗率は43%となりましたが、通期は予想を据え置き1兆3000億円(+16.4%)の予想となりました。


三井住友FGは、第一四半期決算は前年比▽1.8%、進捗率は30%となりましたが、通期は予想を据え置き8200億円(+1.8%)の予想となりました。


みずほFGは、第一四半期決算は前年比53.9%、進捗率は40%となりましたが、通期は予想を据え置き6100億円(+9.8%)の予想となりました。


数字だけを見ると三井住友FGが若干厳しいように見えますが、実態は素人にはわからないですね。


7/28に日銀が金融政策を変更し金利の上昇が期待され、7/31のメガバンクの株価は年高値を更新しましたが、その後、株価は軟調になっています。


メガバンクはいずれも高配当ですし、日銀の政策変更による利上げが実行されると更なる株価の上昇も見込まれると考えております。



四半期決算サマリー

三菱UFJ
24年3月期第1四半期:558,389 (+491.2 %) 進捗率43%
24年3月期予想         :1,300,000(16.4%)

配当金:41円(32円)28.1%


三井住友FG
24年3月期第1四半期:248,016(-1.8 %) 進捗率30%
24年3月期予想         :820,000(+1.8 %)

配当金:250円(240円)4.2%


みずほFG
24年3月期第1四半期:245,192 (+53.9 %)  進捗率40%
24年3月期予想         :610,000 (+9.8 %)

配当金:95円(85円)11.8%



参考情報)
銀行株が急伸、MUFGは15年ぶり高値-YCC運用柔軟化受け
(ブルームバーグ 7/29)
3メガバンクの株価が午後の取引で急伸。日本銀行が28日までの金融政策決定会合で、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策の運用柔軟化を決めたことを受け、金利関係収益の拡大期待が一段と広がったようだ。


三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が一時前日比5.6%高の1,139円と2008年6月以来約15年ぶりの日中高値を記録。三井住友フィナンシャルグループは同4.5%高の6644円、みずほフィナンシャルグループが同4.7%高の2376.5円とともに値を上げている。


日銀は28日の決定会合で、長短金利を操作するYCC政策の運用柔軟化を決定した。YCC運用の見直しは、昨年12月に10年物国債利回りの許容変動幅を従来の上下0.25%程度から0.5%程度に拡大して以来。
米モーニングスターのアナリスト、マイケル・マクダッド氏は日銀の政策運営について、植田総裁の就任以来、絶えず修正観測が流れる中で「金融政策が今日、重要な形で変化した」と指摘。市場の期待に応える政策変更の結果、「日本の銀行株は今後、中央銀行による影響が小さくなり、市場原理による影響が大きくなるかもしれない」との見方を示した。




メガバンク2023年第一四半期決算状況

三菱UFJ

三菱UFJFG、4-6月期の純利益は3.9倍 進捗率43%
[東京 1日 ロイター]
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ が1日に発表した2023年4-6月期の連結決算は、純利益が前年同期比4.9倍の5,583億円だった。進捗率は43%。海外の金利上昇や貸し出し利ざやの改善により、国内外預貸金収益が増加した。
業務純益の増益に加え、モルガンスタンレーの持分法適用決算期変更、円安の影響も純利益増に寄与した。


前年同期はMUFGユニオンバンク(MUB)評価損等2,596億円を計上していた。また、モルガンスタンレーの決算期変更要因、は795億円になるという。


24年3月通期の連結純利益1兆3000億円(前期比16.4%増)とする期初計画は据え置いた。43%という高い進捗率は、決算期変更という特殊要因のほか、円安影響、与信費用の進捗が低位だったことが要因となっており、通期見通しは据え置いた。
IBESがまとめたアナリスト12人による予想平均値は1兆3300億円。


23年6月第1四半期連結
2024年3月期第1四半期決算 (2023年4月1日-2023年6月30日)


経常収益(百万円)
24年3月期第1四半期:2,774,099 (+28.2 %)
23年3月期第1四半期:2,163,890 (+43.9 %)


経常利益(百万円)
24年3月期第1四半期:725,585 (+175.9 %)
23年3月期第1四半期:262,961(-42.9 %)


当期利益(百万円)
24年3月期第1四半期:558,389 (+491.2 %)
23年3月期第1四半期:113,685    (-70.3 %)
24年3月期予想         :1,300,000(16.4%)


1株利益 (円)
24年3月期第1四半期:46.44
23年3月期第1四半期:9.03


希薄後EPS(円)
24年3月期第1四半期:46.29
23年3月期第1四半期:8.94


1株年間配当(円) 32.00 41.00
1株Q2配当 (円)  16.00 20.50
1株Q4配当 (円)  16.00 20.50




三井住友フィナンシャルグループ

[東京 31日 ロイター]
三井住友フィナンシャルグループ は31日、2023年4-6月期の連結純利益が前年同期比1.8%減の2480億円だったと発表した。国内外の与信関係費用が増加した。進捗率は30%と高いが、事業環境は不確実性があるとし、通企業績予想は据え置いた。


為替影響に加えSMBC日興証券の回復や決済ビジネスの好調などから各事業部門が堅調で増収となったものの、国内リテール子会社を中心に与信関係費用が増加して減益となった。与信関係費用は439億円で前年同期の321億円から増加した。ただ、例年からみて高い水準にはなっていない。


7月28日に日銀は長期金利の上限を事実上1%に引き上げたが、今期業績予想には政策修正を織り込んでいない。広報担当者は、影響について「試算の段階」として具体的な言及を避けつつも「今後運用ポートフォリオを適切に組み替えることで、円の運用収益にプラスの影響が出てくると考えている」と述べた。円金利のさらなる上昇というリスクシナリオも考慮しつつ、先行きの金利動向をみながら、運用ポートフォリオは柔軟に対応していくとした。


24年3月通期は連結純利益8200億円(前期比1.8%増)とする期初計画を据え置いた。IBESがまとめたアナリスト14人による連結純利益の予想平均値は8634億円だった。



三井住友FG23年6月第1四半期連結


2024年3月期第1四半期決算 (2023年4月1日-2023年6月30日)
[東京 31日 ロイター]


経常収益(百万円)
24年3月期第1四半期:2,273,292(+70.7 %)
23年3月期第1四半期:1,331,703(+39.9 %)


経常利益(百万円)
24年3月期第1四半期:349,137(-0.2 %)
23年3月期第1四半期:349,674 (+21.7 %)


当期利益(百万円)
24年3月期第1四半期:248,016(-1.8 %)
23年3月期第1四半期:252,439(+24.2 %)
24年3月期予想         :820,000(+1.8 %)


1株利益 (円)
24年3月期第1四半期:185.69
23年3月期第1四半期:184.14
24年3月期予想         :614.86 40.7%


希薄後EPS(円)
24年3月期第1四半期:185.64
23年3月期第1四半期:184.08


1株年間配当(円) 240.00 250.00
1株Q2配当 (円)  115.00 125.00
1株Q4配当 (円)  125.00 125.00



みずほFG

[東京 31日 ロイター] 
みずほフィナンシャルグループは31日、2023年4-6月期の連結純利益が前年同期比53.9%増の2451億円だったと発表した。与信関係費用が改善した。進捗率は40%と高いが、通期業績予想は据え置いた。


与信関係費用は、国内外で複数の大口の戻し入れがあったほか、費用発生も限定的だったことから、前年同期比922億円改善して273億円の益となった。ただ、事業環境が不透明だとし、通期の費用予想1000億円は据え置いた。


今期の業績予想には7月28日の日銀による長期金利上限の事実上の1%への引き上げは織り込んでいない。また、これまで中長期国債の運用をかなり絞ってきていたことから、長期金利が不安定な動きになったとしても、評価差額への影響も限定的にとどまるとみている。


同社では、マイナス金利が解除され、政策金利がゼロとなったことを前提に年間350億円程度のプラス要因になると試算している。


24年3月通期の連結純利益6100億円(前期比9.8%増)とする期初計画を据え置いた。IBESがまとめたアナリスト13人による連結純利益の予想平均値は6154億円だった。



みずほ:23年6月第1四半期連結


[東京 31日 ロイター]


2024年3月期第1四半期決算 (2023年4月1日-2023年6月30日) 


経常収益(百万円) 
24年3月期第1四半期:1,858,873 (+50.5 %)
23年3月期第1四半期:1,235,090 (+67.5 %)


経常利益(百万円)
24年3月期第1四半期:294,197 (+44.0 %)
23年3月期第1四半期:204,237 (-6.6 %)


当期利益(百万円)
24年3月期第1四半期:245,192 (+53.9 %)

23年3月期第1四半期:159,294 (-36.4 %)
24年3月期予想         :610,000 (+9.8 %)


1株利益 (円)
24年3月期第1四半期:96.75 
23年3月期第1四半期:62.85 
24年3月期予想         :240.58 39.5%


希薄後EPS(円)
24年3月期第1四半期:96.74 
23年3月期第1四半期:62.85


1株年間配当(円) 85.00 95.00
1株Q2配当 (円)  42.50 47.50
1株Q4配当 (円)  42.50 47.50



<最後までお読みいただきありがとうございました>