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三菱商事決算上方修正、増配、自社株取得だが、株価下落⁉︎



大手商社の三菱商事は8日、23年3月期の連結純利益を上方修正し、前期比9.9増の1兆0300億円になる見通しだと発表しました。


商社の純利益としては初の1兆円超!となりました。


あわせて、自社株購入と消却を発表、配当金も150円→155円の増配を発表しましたが、増配率が期待外れと捉えられたのか、株価は一時 約4.6%下落、終値は▽72円(▽1.64%)と下落しました。


純利益が1兆円超えの凄まじい利益ですが、増配は+5円に留まり、個人的にも他の商社と比べて物足らないと感じました。他の投資家も同様の意向のようです。


但し、年末までには配当性向:30-40%を目途に追加の株主還元策を検討することも発表されていますので、1株利益予想からは200円が見えてくるのかと考えられます。


累進配当を表明しておりますので、大幅な増配すると前年並みの配当金維持となることを懸念して保守的な増配となっているのかもしれません。


他の商社の決算も一時的には株価が下落しても翌日以降で上昇に転換しているようですので、今後も挽回が期待されると考えております。




株価
4,331  -72(-1.64 %)  

(一時:4201 -202 -4.58%)




三菱商、今期純利益が商社初の1兆円超へ 見通し上方修正 
[東京 8日 ロイター] 


- 三菱商事は8日、23年3月期の連結純利益(国際会計基準)を上方修正し、前期比9.9%増の1兆0300億円になる見通しだと発表した。商社の純利益としては初の1兆円超となる。市況高で液化天然ガス(LNG)関連事業や豪州原料炭事業の持ち分利益が業績に貢献し、自動車関連事業でも利益を押し上げる。


中西勝也社長は会見で、円安や資源高の恩恵などを除いた「実力値としては、昨年度と同様の6500億円程度で満足していない」とし、コスト削減などで競争力が出ており、下期にかけて「400億円程度の上乗せ余地はある」と述べた。同社は、中期経営計画最終年度である24年度の実力値として8000億円を目標に掲げている。


同日、上限2200万株・700億円の追加の自己株取得に加えて、1株当たり配当額を150円から155円とする増配も発表した。今期の総還元性向は、28.7%となる。
前年度に31%だったことも踏まえ「30-40%を目途に追加の株主還元策を見定めていく」(中西社長)とした。
* 三菱商事社長:30−40%の総還元性向を目途に追加の株主還元策を検討する


「下期は今まで以上に厳しい事業環境になることが想定されるため、相応の下振れリスクを織り込んだ」とも語った。
2022年4-9月期純利益は前年同期から倍増の7200億円で、同期としての過去最高を更新した。金属資源、天然ガス、自動車・モビリティ事業などが貢献。第1・四半期に実施した不動産運用会社の売却益も貢献した。




発行済み株式の1.5%・700億円上限に自社株買いを決議
 [東京 8日 ロイター] -
 
* 三菱商事、2200万株(発行済み株式の1.5%)・700億円上限に自社株買いを決議
* 取得期間は11月9日から2023年3月9日
* 上記取得株式はすべて3月31日に消却予定




22年9月中間期利益7200.06億円(99.7%増)、23年3月期予想1.03兆円(9.9%増)
 [東京 8日 ロイター]
 
2023年3月期中間決算 (2022年4月1日-2022年9月30日) 


営業収益(百万円) 
23年3月期中間:10,721,878 (+38.8 %)
22年3月期中間: 7,726,735(+34.9 %)


税引き前利益(百万円) 
23年3月期中間:1,006,419 (+101.5 %)
22年3月期中間: 499,365(+248.0 %)


当期利益(百万円)
23年3月期中間:720,006 (+99.7 %)
22年3月期中間:360,560 (+315.9 %)
23年3月期予想:1,030,000(+9.9 %)


基本的なEPS(円) 
23年3月期中間:490.54 
22年3月期中間:244.25 
23年3月期予想:705.66 配当性向:28.7%?


希薄後EPS(円)
23年3月期中間:488.48 
22年3月期中間:243.50


1株年間配当(円) 150.00 155.00
1株Q2配当 (円)    71.00 77.00 
1株Q4配当 (円)    79.00    78.00              




<最後までお読みいただき、ありがとうございました。>