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メガバンク2021年中間決算比較




メガバンクの2021年中間決算が出揃いました。


各社とも素晴らしい決算でしたが、株価はどこも軟調です。


2021年4-9期、通期ともに三菱UFJ FGは最高値を更新するなど各社上方修正・増配、自社株買い増し、消却等、好調業績のもとに大幅な上方修正、自社株買い増し、消却等株主還元志向が強いことがわかります。


与信関係費用もコロナ禍でも倒産件数が減少し、計画値が減少しおります。


増配は三菱UFJが前年比+3円(計画値+1円)、三井住友が前年比+20円(計画値+10円)、みずほが前年比+5円と増配を発表していますが、市場の期待に比して外れているのか株価は軟調。


大手商社、大手通信も国内株は好決算でも材料出尽くしなのか、折り込み済なのか、株価上昇には繋がらないのは管理人には理解できない状況です。


とは言え、各社とも増配、自社株買い増し、消却と株主還元を実施してくれてますので、株価の一時的な上下は気にしないで長期保有継続との結論になります。



三菱UFJ FG中間決算サマリー

2021年4-9月期の連結純利益:前年同期比95%増の7,814億円最高益を更新
2022年3月期の連結純利益予想:1兆0500億円(8500億年)に上方修正(最高益を更新)
与信関係費用の通期見通し:1,500億円(3,500億円)に引き下げた。
年間配当予想は28円(計画値+1円・前年比+3円)
1,500億円上限に自社株買いへ、取得株式は11/30にすべて消却
・2023 年度までに配当性向は 40%への累進的な引き上げをめざす。


三菱UFJ FG株価:
11/16
648.4 +3.2 (+0.50 %) 決算翌日:期待に外れて微増

11/17
 638.6  -9.8 (-1.51 %) 続落⁈



三井住友FG中間決算サマリー(計画値)

2021年4-9月期の連結純利益:前年同期比68.8%増の4,560億円
2022年3月期の連結純利益予想:6,700億円(6,000億円)に上方修正
与信関係費用の通期見通し:2,000億円(3,000億円)に引き下げた。
中間配当は1株当たり105円、年間配当予想は210円(+10円)
1000億円上限に自社株買いへ、取得株式はすべて消却


三井住友FG株価:
11/16
3,903 -40 (-1.01 %)決算翌日:上昇するも11/16は軟調

11/17
3,908  +5 (+0.13 %)




みずほFG中間決算サマリー

2021年4-9月期の連結純利益:前年同期比78.9%増の3,856億円
2022年3月期の連結純利益予想:前年比12.5%増の5,300億円(5,100億円)に上方修正
与信関係費用の通期見通し:469億円(1,000億円)に引き下げた。
中間配当は1株当たり40円、年間配当予想は80円(+5円)


みずほFG株価:
11/16
1,520.0  -16.5 (-1.07 %) 決算翌日:下落し軟調

11/17
1,513.5   -6.5 (-0.43 %)続落継続




三菱UFJ FG中間決算

[東京 15日 ロイター]
2022年3月期中間決算 (2021年4月1日-2021年9月30日)


経常収益(百万円)
22年3月期中間:2,958,419 (-5.8 %)
21年3月期中間:3,139,256(-12.3 %)


経常利益(百万円)
22年3月期中間:986,006 (+67.0 %)
21年3月期中間:590,254(-25.4 %)


当期利益(百万円)
22年3月期中間:781,433 (+95.0 %)
21年3月期中間:400,826 (-34.0 %)
22年3月期予想:1,050,000(+23.5%)


1株利益 (円)
22年3月期中間:60.87
21年3月期中間:31.21


希薄後EPS(円)
22年3月期中間:60.69
21年3月期中間:31.11


1株年間配当(円) 25.00 28.00
1株Q2配当 (円) 12.50 13.50
1株Q4配当 (円) 12.50 14.50



三井住友:21年9月中間期連結

[東京 12日 ロイター]
2022年3月期中間決算 (2021年4月1日-2021年9月30日)


経常収益(百万円)
22年3月期中間:1,965,482 (+0.8 %)
21年3月期中間:1,949,441(-17.0 %)


経常利益(百万円)
22年3月期中間:630,028 (+81.9 %)
21年3月期中間:346,294 (-38.0 %)


当期利益(百万円)
22年3月期中間:456,068 (+68.8 %)
21年3月期中間:270,130 (-37.5 %)
22年3月期予想:670,000(+30.7 %)


1株利益 (円)
22年3月期中間:332.74
21年3月期中間:197.18
22年3月期予想:488.76


希薄後EPS(円)
22年3月期中間:332.59
21年3月期中間:197.08


1株年間配当(円) 190.00 210.00 +10.5%
1株Q2配当 (円) 95.00 105.00
1株Q4配当 (円) 95.00 105.00



みずほFG、通期予想を上方修正 中間期78%増益

[東京 12日 ロイター]
 - みずほフィナンシャルグループは12日、2022年3月期の連結純利益予想を前年比12.5%増の5300億円に上方修正した。従来は5100億円を見込んでいた。
会見した坂井辰史社長は「新型コロナウイルス再拡大への懸念や経済の回復ペースの鈍化など、依然として先行きには不透明感が残存している」とし、予断を許さない状況は続くとの認識を示した。
坂井社長は、顧客部門を中心に堅調に推移していることを踏まえ、通期純利益予想を上方修正したと説明。一方、「新型コロナウイルスが早期終息に向かうのか、長期化するのか、方向感を見極めるのは時期尚早」とし、「全体としては慎重、保守的な対応」と述べた。
システム障害に対する再発防止策への取り組みが業績に与える影響については、下期に数十億円程度を見込んでいるとした。


併せて発表した21年4―9月期の連結純利益は、前年同期比78.9%増の3856億円だった。与信関係費用は496億円を計上した。年度見通しは1000億円。中間配当は1株当たり40円、年間配当予想は80円とした。
IBESがまとめたアナリスト11人による通期連結純利益の予想平均値は5588億円。


みずほ:21年9月中間期連結

[東京 12日 ロイター]
2022年3月期中間決算 (2021年4月1日-2021年9月30日) 


経常収益(百万円)
22年3月期中間:1,579,249 (+0.1 %)
21年3月期中間:1,576,761(-20.6 %)


経常利益(百万円)
22年3月期中間:399,340 (+49.2 %)
21年3月期中間:267,610(-32.5 %)


当期利益(百万円) 
22年3月期中間:385,657 (+78.9 %)
21年3月期中間:215,523 (-25.0 %)
22年3月期予想:530,000(+12.5 %)


1株利益 (円)
22年3月期中間:152.12 
21年3月期中間:84.99 
22年3月期予想:209.03


希薄後EPS(円)
22年3月期中間:152.12 
21年3月期中間:84.98


1株年間配当(円)75.00  80.00
1株Q2配当 (円) 37.50  40.00
1株Q4配当 (円) 37.50  40.00



<最後までお読みいただき、ありがとうございました。>