メガバンク 三菱UFJ FG決算 爆益だが特殊要因も
8/1に三菱UFJ FGが発表した4-6月期決算の純利益は5,583億で前年比:4.9倍、通期進捗率:43%と凄まじい決算値でした。
絶対額は素晴らしいですが、前年実績ではMUFGユニオンバンク(MUB)評価損等2,596億円を計上があったり、モルガンスタンレーの持分法適用決算期変更等の特殊要因が影響しているとのことでした。
また、通期見込みに関しても、4-6月で43%の進捗にも関わらず保守的スタンスで当初の通期予想は据え置きとなりました。
このような状況を考慮し、地合いも悪かったですが市場の評価はいまいちでした。
日銀の政策変更の影響も今後あると思いますので、高配当金をいただきながら長期保有継続方針です。
三菱UFJFG、4-6月期の純利益は3.9倍 進捗率43%
[東京 1日 ロイター]
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ が1日に発表した2023年4-6月期の連結決算は、純利益が前年同期比4.9倍の5,583億円だった。進捗率は43%。海外の金利上昇や貸し出し利ざやの改善により、国内外預貸金収益が増加した。
業務純益の増益に加え、モルガンスタンレーの持分法適用決算期変更、円安の影響も純利益増に寄与した。
前年同期はMUFGユニオンバンク(MUB)評価損等2,596億円を計上していた。また、モルガンスタンレーの決算期変更要因、は795億円になるという。
24年3月通期の連結純利益1兆3000億円(前期比16.4%増)とする期初計画は据え置いた。43%という高い進捗率は、決算期変更という特殊要因のほか、円安影響、与信費用の進捗が低位だったことが要因となっており、通期見通しは据え置いた。
IBESがまとめたアナリスト12人による予想平均値は1兆3300億円。
三菱UFJ:23年6月第1四半期連結
2024年3月期第1四半期決算 (2023年4月1日-2023年6月30日)
経常収益(百万円)
24年3月期第1四半期:2,774,099 (+28.2 %)
23年3月期第1四半期:2,163,890 (+43.9 %)
経常利益(百万円)
24年3月期第1四半期:725,585 (+175.9 %)
23年3月期第1四半期:262,961(-42.9 %)
当期利益(百万円)
24年3月期第1四半期:558,389 (+491.2 %)
23年3月期第1四半期:113,685 (-70.3 %)
24年3月期予想 :1,300,000(16.4%)
1株利益 (円)
24年3月期第1四半期:46.44
23年3月期第1四半期:9.03
希薄後EPS(円)
24年3月期第1四半期:46.29
23年3月期第1四半期:8.94
1株年間配当(円) 32.00 41.00
1株Q2配当 (円) 16.00 20.50
1株Q4配当 (円) 16.00 20.50
<最後までお読みいただきありがとうございました>
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