日本たばこ産業（JT）が2021年12月通期決算を発表しました。

売上：2,324,838 (+11.1 %)　当期利益：3,384.9億円(9.1%増)、1株利益：190.76（+9.1％）と順調な決算でした。

また、配当金については昨年の減配（154円→130円）でしたが、前回決算で140円に復配し、今回（2022年）は150円に復配しほぼ元に戻っておりますので嬉しかったです。

配当性向も75％を目安とする方針を発表しておりますので、配当目的の管理人としてはほっとしております。

但し、最近流行りの「株主優待」を2023年12月権利分までで廃止することが発表されましたので、この点は残念でした。

管理人としては、株主優待よりも安定して高配当金を支払いしてくれる方が嬉しいですが、賛否両論のようで株価は▽1.51％でした。

通期決算サマリー

売上高 （百万円）
21年12月期実績：2,324,838 (+11.1 %)
22年12月期予想：2,315,000(-0.4 %)

当期利益
21年12月当期利益：338,490(+9.1%)
22年12月期予想   ：356,000 (+5.2 %)

基本的なＥＰＳ（円）
21年12月期実績：190.76（+9.1％）
22年12月期予想：200.62  配当性向：約75％

配当金増配
130円→前回修正：140円　→今回修正：150円
（前年：154円）

配当性向：75％方針発表

株主優待の廃止
2023年12月の権利確定分を持って、株主優待制度を廃止

株価
2312円　▽ 33.5円　▽1.51%

21年12月通期決算

東京 14日  ロイター］
2021年12月期(2021年1月1日-2021年12月31日) 

売上高 （百万円） 
21年12月期実績：2,324,838 (+11.1 %)
20年12月期実績：2,092,561 (-3.8 %)
22年12月期予想：2,315,000(-0.4 %)

営業利益（百万円）
21年12月期実績： 499,021 (+6.4 %)
20年12月期実績： 469,054 (-6.6 %)
22年12月期予想： 534,000(+7.0 %)

税引き前利益（百万円）
21年12月期実績：472,390 (+12.5 %)
20年12月期実績：420,063 (-9.7 %)

当期利益（百万円）
21年12月期実績：338,490 (+9.1 %)
20年12月期実績：310,253 (-10.9 %)
22年12月期予想：356,000 (+5.2 %)

基本的なＥＰＳ（円）
 21年12月期実績：190.76 （+9.1％）
 20年12月期実績：174.88 
 22年12月期予想：200.62 　配当性向：約75％

希薄後ＥＰＳ（円）
 21年12月期実績：190.68 
 20年12月期実績：174.80

１株年間配当（円）
 140.00   154.00　150.00
１株Q2配当 （円）
 65.00  　77.00 　75.00
１株Q4配当 （円）
 75.00  　77.00 　75.00      

東京　１４日　ロイター］ - 
ＪＴ<2914.T>は１４日、２０２２年度の経営計画の一環として、「資本市場における競争力ある水準」を目指して、配当性向７５％を目安とする方針を公表した。自己株買いについては、財務状況などを踏まえて実施の是非を検討するとしている。
今１２月期の配当金は年１５０円を計画。前期実績は１５４円だった。

優待廃止を発表
2023年12月の権利確定分を持って、株主優待制度を廃止するとの発表がありました。

＜最後までお読みいただき、ありがとうございました。＞