WealthNavi運用状況（2021/9月）

2021/10/04 07:00

管理人はネット上で探した投資に有効と思われる様々なツールで投資を行なっています。

各種ETFの自動積立を行ってくれる「WealthNavi」で投資していますので、運用状況を定期的に報告しています。

WealthNaviの活用

WealthNaviは自動的に長期、積立、分散して海外ETFを毎月積立してくれますので、銘柄選定や購入時期も悩まずに継続しています。

WealthNaviはアルゴリズムを記憶したAIにより自動的に株式、債券、金、不動産に分散投資され、自動でリバランスされますのでほとんど放置状態です。

2020年2月～3月は新型コロナの影響で他の投資資産と同様に大きく評価損となっていましたが、WealthNaviは米国債券（AGG）や金（GOLD）に分散投資されているので株式だけのポートフォリオに比べると評価損率は低く抑えられていました。

これが分散投資効果だと再確認しましたので、別途、債券ETFのBNDを定期積立する契機になりました。

WealthNavi 2021年9月度運用状況（9/30）

それでは9月度の運用状況を報告します。

・投資期間：2019年1月から投資（約２年9カ月）　
・投資金額：毎月2万円（適宜、一括入金も行っています）

※金額は都合により非公開とさせていただきます。

市場環境

9月も国内、外国市場ともに大きな懸念事項（中国恒大のデフォルト懸念、米国の債務超過懸念等）に振り回されてボラティリティが高い状況でした。

米国はテーパリングの実施が想定通りであったことで好調でしたが、月末には米国の債務超過懸念等で３指数ともに大幅な下落となりました。

10/1は好調な各種統計指標から挽回していましたが、まだまだ予断は許されない状況かと思われます。

国内は新型コロナの感染がワクチン接種効果等で急速に減少し、緊急事態宣言やまん延防止法の解除となりましたが、9月配当落ち後に海外の懸念事項で大幅な軟調でした。

それに伴いWealthNaviの海外ETFは、全体で円建てで約4％、ドル建てで約5％下落しております。

合計評価損益（9/30現在）

＜円建利回り：29.1％
　（前月：33.2％）＞

＜米国㌦建利回り：25.7％
　（前月：31.4％）＞

　為替：110.22円　→　111.51円安進行

分配金利回り（税引き後）：2.82％　（自動再投資）
※意外に日経平均の配当利回りよりも高い実績。

上記市場環境から、円建て：29.1％（前月比：-4.1％）　米ドル建て：25.7％（前月比：-5.7％）と久しぶりに前月比でマイナスとなっております。

特に中国の影響でVWO（新興株）、利確の発生でGOLD（金）、IYR（不動産）が大幅に下落しております。

また、円安の進行で円建ての評価損益では少しプラス効果が出ています。

長期継続方針ですので、上下はこれからも必ず起こりますが、分散効果を期待して積立継続の方針です！

分散投資運用実績

ETF銘柄　　種別　　　評価損益　　111.51円　　
　　　　　　　　　　（円建て）　（米ドル）　

・VTI 　　　米国株　　50.2％　　　48.7％　　　
　占率　　　34.5％
　分配金利回り：2.49％

・VEA 　　日欧株　　 25.3％　　　22.6％　　　
　占率　　　28.7％
　分配金利回り：3.72％

・VWO 　　新興株　　 16.2%　　　14.1％　　　
　占率　　　10.95％
　分配金利回り：3.20％

・AGG 　　米国債券　　 4.4%　　　1.11％　　
　占率　　　11.97％
　分配金利回り：2.86％

・GOLD 　　金　　　　13.8%　　　10.3％　　　　
　占率　　　8.46％

・IYR 　　不動産　　 28.3%　　　26.6％　　　
　占率　　　4.95％
　分配金利回り： 3.48%

※手数料：１％　私は現在長期割に該当していますので0.98％。
他のETFと比べると高いと思いますが、自動でリバンスしてくれますし、配当再投資も自動で行ってくれますので、そんなに高いと思っておりません。
現在までの累計手数料は分配金の約74％で、分配金で賄えている状況です。
将来的に手数料の負担感が出てきたら考えます。

参考）