絶好調‼ VIGの状況
管理人が今年の目標として、保有増を目指している「バンガード・米国増配株式ETF(VIG)」が2021/8/16に直近高値を更新して163.16ドルを付けました。
ご存じの通り、VIGは連続増配10年以上の大型銘柄で構成されるETFとなります。
連続増配銘柄が多いということは、好業績が続いている銘柄で構成されているということですので右肩上がりのパフォーマンスとなりやすいと考えております。
構成銘柄としては、MSFT、J&J、JPM等、直近で最高値を更新、または好調を維持している銘柄が上位を占めておりますので、右肩上がりの順張りETFとなっております。
S&P 500(VOO)やVTIに匹敵するパフォーマンスを発揮しつつ、地合いが悪い時も下落率が低く抑えられているので、管理人のようなシニア投資家には適合するETFだと認識しております。
保有増を目指して、配当再投資対象としておりますが、株価が右上がりで押し目が少ないので順張りが不得意な管理人にはなかなか保有が増やせていない状況です。
そこで高配当のAT&Tは長らく10年間も株価がヨコヨコで、今後はスピンオフで減配も確実視されているので、保有のほとんどを利確し資金を有効活用する予定です。
対象はVIG・VYMの押目時と円建て投信(ニッセイ外国株インデックス・楽天VTI・配当貴族等)に移してキャピタルゲインを狙いたいと考えております。
VIG対VYMの10年間の平均比較
管理人が保有している主力ETFのVYMと10年間のパフォーマンスを比較してみました。
増配率と分配金利回りは、VYMに軍配が上がりますが、騰落率はVIGが優れていました。
構成要件が連続増配銘柄ですので、いずれ増配率は追いつくのはと考えております。
VIG
増配率 分配金利回り 株価騰落率
8.35% 2.21% 10.87%
VYM
増配率 分配金利回り 株価騰落率
10.45% 3.27% 8.53%
銘柄情報
ベンチマーク:
NASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指す。
NASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックス
NASDAQ USブロード・ディビデンド・アチーバーズ・インデックスの派生インデックスであり、10年以上連続して増配の実績を持つ米国普通株で構成されている。
構成銘柄数: 212銘柄
総経費率 : 0.06%
分配利回り: 1.50 %
株価:8/20
162.05 +1.11 (0.69%) 8/23:162.59ドル
1年チャート
直近高値(2021/8/16高値): 163.16
管理人の保有
評価損益:43.2%
受取分配金:0.9%
分配金履歴
2021年
日付 分配金
2021/06/21 0.6750
2021/03/22 0.5131
合計 1.1881
2020
日付 分配金 増配率
2020/12/21 0.6644
2020/09/29 0.5575
2020/06/29 0.6006
2020/03/26 0.4740
合計 2.2965 7.62%
2019年
日付 分配金 増配率
2019/12/18 0.5985
2019/09/24 0.5523
2019/06/17 0.4734
2019/03/28 0.5097
合計 2.1339 4.72%
2018年
日付 分配金 増配率
2018/12/17 0.5772
2018/09/26 0.4981
2018/06/28 0.5657
2018/03/26 0.3967
合計 2.0377 6.18%
2017年
日付 分配金
2017/12/21 0.5461
2017/09/20 0.4300
2017/06/21 0.5180
2017/03/29 0.4250
合計 1.9191
銘柄構成
銘柄 占率 連続増配 最新株価
1 MSFT マイクロソフト 4.28% 19年 最高値
2 JNJ ジョンソン&ジョンソン 3.73% 58年 最高値
3 JPM JPモルガン・チェース 3.60% 11年 好調
4 WMT ウォルマート・ストアズ 3.32% 47年 好調
5 V ビザ 3.29% 13年
6 UNH ユナイテッドヘルス・グ 3.22% 11年 最高値
7 HD ホーム・デポ 2.88% 11年
8 PG プロクター・アンド・ギ... 2.88% 64年 好調
9 CMCSA コムキャスト 2.21% 14年
10 ORCL オラクル 2.11% 12年
VIGのセクター別構成比
バンガード・米国増配株式ETF(VIG)のセクター別構成比は、以下のような状況となっています。
資本財、一般消費財、ヘルスケア、金融が上位を占めていて、これら4つのセクターだけで全体の7割に達します。
No. セクター 構成比率
1 資本財 26.7%
2 一般消費財 19.9%
3 ヘルスケア 12.1%
4 金融 11.4%
5 生活必需品 10.9%
6 情報技術 9.4%
7 公益事業 5.8%
8 素材 3.7%
9 通信サービス 0.1%
10 エネルギー 0.1%
VIG 対 VYMの比較
全般的に、配当利回りだけでなく、増配率に関しても、【VYM】が上回っているようです。
一方で、株価騰落率では、【VIG】が上回る結果となっています。
VIG
年 増配率 分配金利回り 株価騰落率
2020 7.62% 1.84% 13.34%
2019 4.72% 2.18% 27.16%
2018 6.18% 2.00% -4.00%
2017 5.10% 2.25% 19.78%
2016 0.38% 2.35% 9.54%
2015 14.76% 2.24% -4.19%
2014 14.19% 2.11% 7.87%
2013 -1.56% 2.33% 26.31%
2012 20.31% 2.58% 9.00%
2011 11.83% 2.23% 3.84%
平均 8.35% 2.21% 10.87%
VYM
年 増配率 分配金利回り 株価騰落率
2020 2.26% 3.11% -2.06%
2019 7.27% 3.64% 19.80%
2018 10.33% 3.09% -8.92%
2017 8.84% 3.17% 13.01%
2016 2.65% 3.30% 13.51%
2015 12.63% 3.13% -2.91%
2014 9.09% 3.06% 10.32%
2013 9.79% 3.54% 26.20%
2012 20.05% 3.52% 9.10%
2011 21.63% 3.14% 7.20%
平均 10.45% 3.27% 8.53%
<最後までお読みいただき、ありがとうございました。>
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