三菱商事決算:上方修正・巨額自社株買いで高騰

大手商社の三菱商事が11/4に期末利益の上方修正と1兆円規模の自社株買いを発表し株価が高騰しました。
過去最高益を更新を予想しており、自社株買いもあわせて市場は好感しました。
米国の中間選挙結果で民主党が大勝利したことを受けた11/4の米国市場の高騰と11/5の国内市場のTOPIXの上昇で大手商社やメガバンク等保有株が大きく上昇しました。
大手商社決算概要
大手商社 純利益予想 従来
三菱商事 1兆2000億円 11000億円 +10.9% 自社株:1兆円
三井物産 1兆0500億円 9200億円 +11.4%
伊藤忠 9500億円 9500億円 据置き
住友商事 6700億円 6300億円 +6.3% 増配:44円(40円)
丸紅 6300億円 5800億円 +8.6% 増配:125円(115円)
株価
11/5 5,274 +126 +2.45%
11/4 5,148 +376 +7.9%

決算概要
三菱商事、4年ぶり最高益に 資源やエネルギー価格上昇で上方修正
[東京 4日 ロイター]
三菱商事は4日、2027年3月期の連結純利益予想を1000億円上積みし、1兆2000億円へ上方修正した。ウクライナや中東情勢、人工知能(AI)ブームを背景とした資源やエネルギー価格の上昇が業績を押し上げ、4年ぶりに過去最高益を見込む。
IBESがまとめたアナリスト12人の予測平均1兆1750億円を上回った。
好調な業績を受け、最大1兆円の自社株買いを決めた。
オーストラリアの原料炭事業や銅事業などの金属資源が500億円、北米の液化天然ガス(LNG)事業などエネルギーが200億円、それぞれ純利益見通しを押し上げる。食品はサーモン養殖事業の市況下落やコスト増加などで340億円の押し下げ要因となる。
会見した中西勝也社長は、「オペレーション上で不断の努力をし、市況が来た時はその風を全部受けられるような体力をつけたいと思い何年かやってきている」と語った。与党・共和党が上下両院で過半を獲得できない見通しになった米中間選挙の結果にも触れ、外交への影響を注視する考えを示した。中東情勢が長引くことで市況の追い風を受ける一方、「インフレをさらに誘発する可能性がある」とし、「下期、来期は慎重に見ていく必要がある」と話した。
営業収益キャッシュフローの通期見通しも1300億円引き上げ、1兆3800億円とした。同社はこの日、上限1兆円の自社株買いを決めた。
同時に発表した26年4-6月期の連結純利益は、前年同期比74.2%増の6196億円だった。
三菱商事連結財務ハイライト
-26年9月中間期連結 利益6196.96億円(74.2%増)、
27年3月期予想1.20兆円(49.9%増)
[東京 04日 ロイター]
2027年3月期中間決算(2026年4月1日-2026年9月30日)
営業収益
27年3月第2四半期:10.41 兆円 (+20.5 %)
26年3月第2四半期:8.64 兆円(-7.7 %)
税引き前利益
27年3月第2四半期:815.84(+77.9 %)
26年3月第2四半期:458.47(-49.3 %)
当期利益
27年3月第2四半期:619.70(+74.2 %)
26年3月第2四半期:355.80(-42.4 %)
27年3月期予想 :1.20 兆円 (+49.9 %)
1株利益(円)
27年3月第2四半期:169.21
26年3月第2四半期:91.87
27年3月期予想 :330.43
希薄後EPS(円)
27年3月第2四半期:168.25
26年3月第2四半期:91.38 --
1株年間配当(円) 110.00 125.00
1株Q2配当(円) 62.00 55.00
1株Q4配当(円) 55.00 63.00
三菱商事、発行済み株式の約6%・1兆円を上限に自社株買い
[東京 4日 ロイター]
- 三菱商事は4日、1兆円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。取得株数の上限は4億2000万株で、発行済み株式総数の約6%分に相当する。取得期間は5日から2027年7月31日。取得した自己株式は全数を27年8月31日に消却する予定。
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